■またしても関東の野草が基準値越え!
2013年4月25日、厚生労働省は「食品中の放射性物質の検査結果について(第629)」を発表した。同発表により群馬県高崎市で採取された”タラノメ”から最大1キログラム当たり350ベクレル。千葉県我孫子市で採取された”タケノコ”から1キログラム当たり130ベクレルの放射性セシウムが検出されたことが判明した。
タラノメ参考画像 image from Miya.m
※基準値超過(3件)
No.671,673:群馬県産タラノメ(Cs:350、130 Bq/kg)
No.817:千葉県産タケノコ(Cs:130 Bq/kg)
No.671,673:群馬県産タラノメ(Cs:350、130 Bq/kg)
No.817:千葉県産タケノコ(Cs:130 Bq/kg)
タラノメ
タケノコ
基準値を超えているのは上記3品であるが、それ以外にもそれに近いベクレル値を計測している物がある。
■”タケノコ”50ベクレル以上100ベクレル以下が6件
千葉県産のタケノコでは食品基準値である100ベクレルを超えないものの50ベクレル以上100ベクレル以下の”タケノコ”が6件あった。白井市:100ベクレル
我孫子市:97ベクレル
我孫子市:86ベクレル
我孫子市:71ベクレル
木更津市:57ベクレル
我孫子市:57ベクレル
我孫子市:97ベクレル
我孫子市:86ベクレル
我孫子市:71ベクレル
木更津市:57ベクレル
我孫子市:57ベクレル
検査された千葉県産タケノコは52品、その内7品が50ベクレル以上を計測したことになる。
全体に占める割合は28%になる。
いずれも非流通品であるが、かなり広い範囲で汚染が広がっているようである。
群馬県高崎市のタラノメも検査された11品の内、前述の通り食品基準値を超えたのが350ベクレル、130ベクレルの2品。
50ベクレル以上は87ベクレル、100ベクレルの2品となる。
50ベクレル以上は合わせて4品となる。11品中4品だ。
全体に占める割合は36.36%になる。
野草はなかり厳しい状況になっている。関東の土壌汚染がかなり広がっているのではないかと懸念せざるを得ない。
【naka773】
食品中の放射性物質の検査結果について(第629報)|報道発表資料|厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000030roo.html