「中国は錯覚しない方がいい」 韓国紙でも日中応酬 道上公使、首相参拝めぐり寄稿
2014.1.24 22:56[日中関係]
在韓国日本大使館の道上尚史公使は24日付の韓国紙、中央日報に、安倍晋三首相の靖国神社参拝は「英霊の冥福を祈り、恒久平和を願ったものだ」として、理解を求める文章を寄稿した。
在韓国中国大使館の陳海代理大使が8日付同紙への寄稿で安倍氏の靖国参拝を批判し「日本の右翼政権が軍国主義の侵略を否定している」などと主張したのに反論した。
道上氏は、中国の力による威圧を東南アジアの国々が警戒し、そこに日米が加わり中国が平和と安定をかく乱しないようけん制するのが東アジアの基本構図だと指摘。「中国は、賢明な韓国国民を誤った方向に導くことができると錯覚しない方がいい」とした。(共同)