森の体験。 参加者募集!
第2 回 水源の森を訪ねみどりを満喫する
H26 年8月30日(土)11:00~31日(日)15:00(1泊2日)
河内長野市の滝畑ダムと、その水を育む森の体験。ダム内部の見学も。セミナーは小学校高学年向きです。
第2 回 水源の森を訪ねみどりを満喫する
H26 年8月30日(土)11:00~31日(日)15:00(1泊2日)
河内長野市の滝畑ダムと、その水を育む森の体験。ダム内部の見学も。セミナーは小学校高学年向きです。
参加費1,500 円
定員25 名(先着順 ただし小学校高学年と保護者のペアを7 組まで優先)
定員25 名(先着順 ただし小学校高学年と保護者のペアを7 組まで優先)
集合:おおさかATCグリーンエコプラザ(大阪南港ATC ビル内)
宿泊:滝畑ふるさと文化財の森センター(河内長野市)
解散:河内長野駅
スケジュール
1.ATC でセミナー
地球温暖化と異常気象のお話 カーボン・オフセットって何だろう?
1.ATC でセミナー
地球温暖化と異常気象のお話 カーボン・オフセットって何だろう?
2.河内長野へ
3.水源の森でみどり満喫
滝畑ダム内部見学 水源の森を知るセミナー 茅葺民家見学 岩湧の森で自然観察会 など
滝畑ダム内部見学 水源の森を知るセミナー 茅葺民家見学 岩湧の森で自然観察会 など
主催:特定非営利活動法人 イー・ビーイング
後援:大阪府 河内長野市 大阪府森林組合 近畿J- クレジット等推進協議会(一般財団法人大阪府みどり公社)
おおさかATC グリーンエコプラザ 奈良県吉野町 吉野中央森林組合
おおさかATC グリーンエコプラザ 奈良県吉野町 吉野中央森林組合
森の体験。スケジュール(予定)
集合 おおさかATC グリーンエコプラザ内ビオトーププラザ 大阪市住之江区南港北2-1-10ATC ビルITM 棟11F
集合 おおさかATC グリーンエコプラザ内ビオトーププラザ 大阪市住之江区南港北2-1-10ATC ビルITM 棟11F
宿泊 滝畑ふるさと文化財の森センター 河内長野市滝畑483-3
8 月30 日(土)
11:00 森とつながるセミナー
地球温暖化と異常気象のお話
大阪管区気象台 地球温暖化情報官 山本善弘氏
11:00 森とつながるセミナー
地球温暖化と異常気象のお話
大阪管区気象台 地球温暖化情報官 山本善弘氏
12:15 昼食(ご持参ください)
13:00 河内長野へ
ATC からバスで移動
14:30 滝畑ダムの内部見学
16:30 滝畑ふるさと文化財の森センターで水源の森セミナー
18:00 夕食・おふろ・自由時間
14:30 滝畑ダムの内部見学
16:30 滝畑ふるさと文化財の森センターで水源の森セミナー
18:00 夕食・おふろ・自由時間
滝畑ふるさと文化財の森センター
センターには、研修宿泊施設(使用料が必要)と資料館・資材展示施設(入場無料)があります。
8 月31 日(日)
7:30 朝食
8:30 各部屋の点検
9:00 出発
途中コンビニで各自昼食・お茶購入
10:30 岩湧の森 四季彩館
自然観察会
7:30 朝食
8:30 各部屋の点検
9:00 出発
途中コンビニで各自昼食・お茶購入
10:30 岩湧の森 四季彩館
自然観察会
12:30 昼食 自由散策
14:00 岩湧の森 四季彩館出発
15:00 河内長野駅で解散
14:00 岩湧の森 四季彩館出発
15:00 河内長野駅で解散
参加にあたって (必ずお読みの上お申し込みください〉
○服 装 動きやすい服装・歩きやすい靴でおこしください。 31 日は長袖・長ズボン・帽子着用
(ハチの危険があるので黒い服、匂いの強い化粧品は避ける)
○服 装 動きやすい服装・歩きやすい靴でおこしください。 31 日は長袖・長ズボン・帽子着用
(ハチの危険があるので黒い服、匂いの強い化粧品は避ける)
○持参物 上靴(宿泊先用) 洗面用具 シャンプー等 タオル類 パジャマ類 温度調節の服など
天候により雨具 (31 日は傘よりカッパ)虫除けスプレーなど
○飲食物 30 日の昼食をご持参ください(セミナールームで食べられます)
夕食・朝食付飲み物やお菓子の持込み可(宿泊室内で飲食する)
31 日の昼食とお茶等は各自購入(コンビニに立ち寄ります)
○宿 泊 男女別又は、数家族・数グループでの相部屋(部屋割りはお任せいただきます)
○お風呂又はシャワーがあります
○各自のごみはお持ち帰りください(缶・ビンは回収します)
○雨天決行ですが、天候によってプログラム内容を変更します
<これより下はイベントと直接関係がありません>
最近、日本各地で「これまで経験したことのないような集中豪雨」が発生し、四国では日本の最高気温の新記録が更新されるなどの現象が起きています。こうなると地球温暖化との関係が気になるところです。
解説異常気象と地球温暖化の関係について
2013年夏の異常気象
2013年の夏、日本列島は、記録的な猛暑と度重なる大雨といった異常気象に見舞われました。たとえば、8月12日には、高知県の四万十市で最高気温が41.0℃を記録し、国内最高記録を更新しました。
また、7月28日に山口と島根を襲った豪雨、8月9日に秋田と岩手を襲った豪雨では、気象庁が「これまでに経験したことの無いような大雨」として、最大限の警戒をよびかけました。
この異常気象ですが、気象庁による定義は、「三十年に一回起こる程度の珍しい気象」のことです。つまり、異常気象とは、起こることが信じられないような異変のことではなく、たまにしか起こらないけれども、昔からたまには起こっていたことです。異常気象が起こるのは、主には大気や海の不規則な自然の変動のせいです。
異常気象(猛暑、豪雨)の背景
今年の日本に関していえば、日本の南側に位置する太平洋高気圧が北に張り出して日本を覆い、大陸からも大気上層のチベット高気圧が東に張り出したことが、猛暑をもたらしました。
また、太平洋高気圧の縁にそって流れ込む南からの暖かい湿った空気と、偏西風の蛇行などによって北から来る寒気がぶつかると、大気が不安定になって大雨が起きやすくなりました。いってみれば、今年はたまたま、そのような気圧配置になったということです。
地球温暖化とのかかわり
しかし、近年、極端な高温や大雨の頻度が長期的に増加する傾向の背景には、地球温暖化が関わっているとみられます。地球温暖化により、長期的な傾向としては地球の平均気温が上がっています。すると、地域ごとの気温は不規則に変動しながらも、極端に暑くなる頻度が徐々に増えてきます。
雨に関していうと、地球温暖化による長期的な気温の上昇にともなって、大気中の水蒸気が増えます。すると、雨をもたらす低気圧などの強さが変わらなかったとしても、水蒸気が多い分だけ割増で雨が降る傾向になり、大雨の頻度が徐々に増えていきます。
*将来、地球温暖化が進むと真夏日が増え、豪雨が増えることが計算結果から示唆されています。
地球温暖化のしくみ
地球温暖化は、二酸化炭素などの温室効果ガスが大気中に増加することで、赤外線が地球から宇宙に逃げにくくなり、地表付近の気温が上昇する現象です。
現在、大気中の二酸化炭素濃度は400ppmに達しており、これは産業革命前の値、280ppmのおよそ4割増しです。この原因が、人間活動による石炭、石油、天然ガスなど化石燃料の燃焼にともなう二酸化炭素の排出であることは間違いありません。
一方、世界の平均気温は、産業革命前から0.8℃程度上昇しており、1980年代、90年代には特に気温上昇が顕著でした。今世紀に入って気温上昇が鈍っていますが、その理由の大きな部分は、熱が海の深層に運ばれているためと考えられます。逆に、今後、海の深層の熱が地表付近に出てくると、再び顕著な気温上昇が生じることになります。
注:二酸化炭素濃度は植物の光合成活動のため、夏は濃度が下がります。9月初旬は1年間で最も濃度が低い時期です。過去365日間の年平均値では、北海道、沖縄県とも398ppmを超えています。
6年前は?
ところで、この「地球温暖化」という言葉をみなさんの多くが初めて聞いたのは、6年前の2007年のことだろうと思います。実は、今から振り返りますと、今年は6年前といろいろな点でよく似ていることに気が付きます。6年前に、埼玉県の熊谷市と岐阜県の多治見市で40.9℃という高温を記録し、日本の日最高気温記録を更新しました。今年は四万十市の41.0℃がこれを塗り替えました。(図1参照)
また、6年前に、国連の「気候変動に関する政府間パネル」、IPCCは第4次評価報告書をまとめ、「地球の温暖化には疑う余地が無い」などの科学的な見解が発表されました。
6年前の2007年、国連の気候変動枠組条約における温暖化対策の国際交渉では、新しい国際枠組の決定を目指す締約国会議COP15を2年後に控えた局面でした。
しかし、このCOP15で枠組が決まらず、決定は6年間先延ばしになりました。つまり、今年は、改めて新しい国際枠組の決定を目指すCOP21を、やはり2年後に控えた局面ということです。さらにいえば、6年前、今の首相と同じ安倍晋三首相が、世界の温室効果ガス排出量を2050年までに50%削減する「クールアース50」という提案をされています。
世界平均気温上昇を2℃以内に抑えるという目標
国連の温暖化交渉では、「世界平均の気温上昇を、産業化以前を基準に2℃以内に抑えるべき」との科学的見解が認識されています。安倍首相が6年前に提案された2050年50%削減は、この「2℃以内」の目標を5割程度の確率で達成するための条件に相当します。
しかし、世界の排出量は増加を続けており、専門家の多くはこのような目標の達成がもはや非常に困難になったと認識しています。今からこの目標を達成するには、世界の排出量を急激に減らしつづけ、今世紀末には排出量をゼロやマイナスにする必要があります。
目標を目指しても、諦めてもリスクはある
これを本気で実現しようとするならば、対策の経済的なコストのほか、社会システムの大胆な変革にともなう社会的混乱のリスクや、二酸化炭素の地中貯留をはじめとした新技術の導入にともなうリスクなどを覚悟する必要があります。
一方、このようなリスクをとらずに温暖化の進行を許せば、もちろん、将来の温暖化の悪影響に人類が対処しきれなくなるリスクを覚悟する必要があります。
つまり、「2℃以内」の目標を目指しても、諦めても、どちらにしてもリスクがあるということです。この意味で、人類は、もはや温暖化のリスクから逃げることはできません。リスクに向かい合い、どのリスクをどれくらい受け入れるかを判断しなければなりません。人類はそこまで追い詰められてしまったのだという現実を、わたしたちは直視すべきだと思います。
地球温暖化の悪影響のリスクに対して誰が判断する?
私はここで、悪影響のリスクは受け入れるべきでないとか、対策のリスクは受け入れるべきでないといった、個別の主張を押し付けるつもりはありません。それは、この問題は専門家や官僚などの判断で決めてよい問題ではなく、社会全体で議論して決めるべき問題だと思うからです。
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の新しい報告書
ぜひ、2013年9月から発表されるIPCCの新しい報告書にご注目頂き、地球温暖化という人類の大問題について、みなさん一人ひとりがどう思うか考えてみて頂きたいと思います。そして、政府やメディアには、この問題を改めて社会全体で議論する仕組みを作ってほしいと思います。
岩湧の森 「四季彩館」
カーボン・オフセット
カーボン・オフセットとは、日常生活や経済活動において避けることができないCO2等の温室効果ガスの排出について、まずできるだけ排出量が減るよう削減努力を行い、どうしても排出される温室効果ガスについて、排出量に見合った温室効果ガスの削減活動に投資すること等により、排出される温室効果ガスを埋め合わせるという考え方です。イギリスを始めとした欧州、米国、豪州等での取組が活発であり、我が国でも民間での取組が拡がりつつあります。
カーボン・オフセットは、オフセットを行う主体自らの削減努力を促進する点で、これまで温室効果ガスの排出が増加傾向にある業務、家庭部門等の取組を促進することが期待されます。
【指針・ガイドライン】
- 我が国におけるカーボン・オフセットのあり方について(指針)第2版 [PDF 217KB]
- 我が国におけるカーボン・オフセットの推進に向けた展望 [PDF 40KB]
- カーボン・オフセットの対象活動から生じるGHG排出量の算定方法ガイドライン(Ver.2.0) [PDF 1,011KB]
- カーボン・オフセットの取組に係る信頼性構築のための情報提供ガイドライン(Ver.2.0) [PDF 2,447KB]
- 特定者間カーボン・オフセットガイドライン [PDF 465KB]
- 会議・イベントにおけるカーボン・オフセットの取組のための手引き(Ver.1.0) [PDF 1,318KB]
- 我が国におけるカーボン・オフセットの取組活性化について(中間とりまとめ) [PDF 907KB]
- カーボン・オフセット第三者認証基準(Ver.2.0) [PDF 1,709KB]
- オフセット・プロバイダー基準(Ver.1.2) [PDF 285KB]
【普及啓発】
- カーボン・オフセットフォーラム(J-COF)について
- 日本カーボンアクション・プラットフォーム(JCAP:Japan Carbon Action Platform)
- カーボン・オフセットの普及啓発事業概要
- 平成25年度カーボン・オフセットレポート (リンク:カーボン・オフセットフォーラム [PDF 8MB])
カーボン・オフセットとは?
クレジットとは?
カーボン・オフセットに取り組むには?
カーボン・オフセット制度とは?
カーボン・オフセット紹介DVD
カーボン・オフセットに実際に取り組まれている企業へのインタビューを含めた30分程度のDVDです。 企業とカーボン・オフセットの関係が詳しく紹介されています。
「事業活動と環境活動の相乗効果を目指して」
地域活性化からみたカーボン・オフセットの仕組みや取組事業者の声についてのDVDです。
皆さまのアンケートに基づき今後よりわかりやすく適切な動画作成の参考とさせていただくため、下記のボタンよりコメントをお寄せいただければ幸いです。
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オフセット・クレジット(J-VER)制度DVD
その他DVD
カーボン・オフセットのイメージを様々な形で表現したCMタイプ(6種類)のイメージDVDです。皆さまのアンケートに基づき今後よりわかりやすく適切な動画作成の参考とさせていただくため、下記のアンケートボタンよりアンケートへの回答をお願いいたします。
パネル (サイズはA1です)
- YouTube 環境省動画チャンネル (リンク)
- カーボン・オフセットフォーラム(J-COF) (リンク)
- 気候変動対策認証センター(CCCCJ) (リンク)
- カーボン・オフセット推進ネットワーク(CO-Net) (リンク)
- 排出量取引インサイト (リンク)