水・土壌汚染研究部会セミナー(第84回) |
2018年1月19日(金) 14:30~16:45 |
■セミナー情報
2018年の土壌汚染対策ビジネス
株式会社 FINEV(ファインブ)代表取締役 光成美紀氏では、海外の環境規制・労働安全法令情報のご提供、国内の土壌汚染懸念地の取引や再利用に関するご支援事業をされています。今回は、「海外産業跡地の再生事例について~今後の国内老朽施設等の再編に向けた土壌汚染対策とその周辺動向~」と言う題名で代表取締役 光成美紀氏に講演して頂きます。
そして、水・土壌汚染研究部会の顧問であり、また中央環境審議会土壌農薬部会土壌制度小委員会などでご活躍の、京都大学大学院地球環境学堂 教授 勝見 武氏に、「発生土の利用と自然由来物質-”手離れのよい事業”をこえて 」と言う題名で講演して頂きます。
■ プ ロ グ ラ ム ■ ・司会:大幸工業株式会社 水野 克己 氏 ・講演1: 「海外産業跡地の再生事例について ~今後の国内老朽施設等の再編に向けた土壌汚染対策とその周辺動向~」 講師:株式会社 FINEV(ファインブ)代表取締役 光成 美紀 氏 ・講演2:「発生土の利用と自然由来物質 -”手離れのよい事業”をこえて 」 講師: 京都大学大学院地球環境学堂 教授 勝見 武 氏 〈交流会〉17:00~18:30 ・交流会 講師の方を交え、新年交流会を開催します。 (要事前お申し込み:会費 3500 円) |
■受講料:
1,000円 (但し、行政担当者、おおさかATCグリーンエコプラザ出展企業、水・土壌汚染研究部会会員は無料)
※受講料、交流会会費は、当日、受付でお支払いください
■会場:
おおさかATCグリーンエコプラザ内 セミナールーム
■定員:
60名
■主 催:
おおさか ATC グリーンエコプラザ実行委員会(大阪市、アジア太平洋トレードセンター株式会社、日経新聞社)
おおさか ATC グリーンエコプラザビジネス交流会 水・土壌汚染研究部会
■お問い合わせ:
〒559-0034 大阪市住之江区南港北2丁目1-10 ATCビル ITM棟11F
おおさか ATC グリーンエコプラザビジネス交流会 水・土壌汚染研究部会 水・土壌セミナー係
TEL06-6615-5887 FAX06-6614-1801 E-mail:md@e-being.jp
株式会社 FINEV(ファインブ)
業務内容
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京都大学大学院地球環境学堂 教授 勝見 武 氏
社会基盤親和技術論
概要
社会の基盤条件として不可欠である、水文・地盤環境の保全と修復のためのインフラストラクチャ創生技術を環境社会システムとの関係において学際的に考究する。少子高齢化社会における社会基盤整備のあり方は、従来の経済発展型予測手法に基づく整備計画とは大きく異なりつつあることから、気候変動による自然営力の変化をも考慮した新しい社会基盤整備のあり方と適用技術を追求する。さらに、人間活動の結果として排出される廃棄物や建設発生土の適切な処理処分・有効利用対策のハード・ソフト的開発や、遮水工の性能評価に基づいた廃棄物処分場整備にかかわる総合研究、ならびに廃棄物や有害物質で汚染された地盤の浄化技術とその評価に関する研究などを実施する。
主要研究テーマ
- 廃棄物の再資源化に関するハード・ソフト技術の確立
- 廃棄物最終処分場の適正構造の提案
- 処分場遮水工材料の遮水性能に関する実験的研究
- 廃棄物・汚染土からの有害物質の溶出・移動機構の解明
- 地盤を対象とした環境影響・リスク評価手法の確立
- 地盤汚染浄化技術の開発と適用性の評価
- 生態系・気象の変動による地盤・水文環境への影響解明と制御
「土壌・地下水汚染の対策」
効率的な土壌・地下水汚染対策の実施にあたっては、地盤中における汚染物質の浸透挙動、残存・溶解特性等を解明する必要がある。本分野では、室内実験、数値解析を通して地盤中での重金属、有機塩素化合物等の挙動評価と効果的な対策手法の検討を行っている。さらに、環境リスク評価を導入して対策工の実施効果の定量化を行い、Risk Communicationへの寄与を図っている。