イベント名:放射能除染と震災復興セミナー
開催日:平成24年12月20日(木) 13:30~17:15
東日本大震災で発生した膨大な量の災害廃棄物や津波堆積物の処理と有効利用や、放射性物質で汚染された同じく膨大な量の土壌や廃棄物の処理は、復旧・復興・住環境の再生のために解決すべき喫緊の課題となっています。
そこで、今回のセミナーでは、東日本大震災による様々な地盤環境課題に対応する地盤工学技術の開発と適用に向けた活動を目的として設立された「地盤工学会 東日本大震災対応調査研究委員会 地盤環境研究委員会」の委員長 勝見 武 京都大学教授をお招きし、これまでの研究成果について話題の提供を頂きます。又、放射性物質に汚染された土壌や廃棄物の処理に関する事例や課題について紹介します。
そこで、今回のセミナーでは、東日本大震災による様々な地盤環境課題に対応する地盤工学技術の開発と適用に向けた活動を目的として設立された「地盤工学会 東日本大震災対応調査研究委員会 地盤環境研究委員会」の委員長 勝見 武 京都大学教授をお招きし、これまでの研究成果について話題の提供を頂きます。又、放射性物質に汚染された土壌や廃棄物の処理に関する事例や課題について紹介します。
【講演1】「東日本大震災で生じた地盤環境問題への対応」
講師:京都大学大学院地球環境学堂 社会基盤親和技術論分野 教授 勝見 武 氏
講師:京都大学大学院地球環境学堂 社会基盤親和技術論分野 教授 勝見 武 氏
【講演2】「放射性物質により汚染された土壌の挙動や処理に関わる課題」
講師:独立行政法人 産業技術総合研究所 地圏資源環境研究部門
地圏環境リスク研究グループ 保高 徹生 氏
【事例紹介1】「放射性セシウムによって汚染された土壌及びバイオマスの減容化処理について」
講師:株式会社 鴻池組 土木事業本部 環境エンジニアリング部 部長 松生 隆司 氏
講師:株式会社 鴻池組 土木事業本部 環境エンジニアリング部 部長 松生 隆司 氏
【事例紹介2】「除染・廃棄物処理に取り組む皆様へ
-繊維資材・計測サービスのご提案、採用事例の紹介- ユニチカ地域復興再生支援チーム
講師:ユニチカトレーディング株式会社 営業推進室 マネージャー 川原 在博 氏
■主催 おおさかATCグリーンエコプラザ実行委員会(大阪市、ATC、日本経済新聞社)
おおさかATCグリーンエコプラザ ビジネス交流会 水・土壌汚染研究部会
(名誉顧問:京都大学 勝見先生)
参加費:無料
お問い合わせ
おおさかATCグリーンエコプラザ セミナー係
〒559-0034 大阪市住之江区南港北2丁目1-10
06-6615-5887 FAX: 06-6614-1801
121220 @e-being.jp
場 所:おおさかATCグリーンエコプラザ
東日本大震災では,膨大な量の瓦礫、残壊物、および津波堆積物の処理と有効利用の問題,同じく膨大な量に達するとみられる放射性物質で汚染された土壌や廃棄物の処理,広域地盤沈降や冠水の長期化による環境衛生問題など,様々な地盤環境課題が顕在化している。
(1)災害廃棄物や津波堆積物の処理に関する地盤環境課題
- 資源再生化のための材料評価および処理手法の検討確立
- 災害廃棄物等の管理型有効利用の可能性の検討
- 災害廃棄物による造成盛土の地盤工学的特性の把握と問題の解決
- 発生側と利用側・利用用途のマッチングに関する戦略
(2)放射能汚染土壌や廃棄物の処理に関する地盤環境課題
- 放射能汚染土壌の調査・評価方法の検討
- 放射能汚染土壌の原位置管理に資する地盤環境影響評価法の検討
- 放射線物質の地盤中の挙動予測
- 放射能汚染土壌からの放射性物質の除去方法の検討
- 放射能汚染土壌・廃棄物の処理・封じ込めの技術評価
(3)地盤環境衛生問題への対応ならびに復興のグランドデザインへの提案
- 津波や地震による地盤沈降により冠水状態が回復されない土地や,増加した海抜ゼロメートル地帯における海水侵入ならびに悪臭や粉塵などの環境衛生問題への対応災害廃棄物処理、放射能汚染土壌対策、地盤沈降対策など地盤環境問題を踏まえた社会基盤グランドデザイン案の構築と行政ならびに実務への反映
- 現行制度の枠組みを超えて,全体を鳥瞰した発想に基づく事業の実現に向けた支援
放射線遮蔽防水シート
高比重無機物を含んだ複合繊維を活用した放射線遮蔽防水シート。従来の防水布、ターポリンと同等の強度、耐久性、耐候性、防水性、柔軟性を有しています。
搬出シューター
(スカイウッドシュート)
(スカイウッドシュート)
重機を使用せずに搬出を行うことができる、ポリエステル織布で作られた搬出シューターです。少人数で設置・操作でき、一定の集材能力があるので、瓦礫・廃棄物等の運搬、搬出に活用できます。
テラマック土のう
使用後、土中バクテリアにより二酸化炭素と水に分解されるポリ乳酸繊維を使用した、生分解性の土のうです。一般土のう(20kg)タイプ以外にも、大型土のう(1.8t)タイプも対応できます。
セミナー終了後には、会員の方の懇親のために、交流会(忘年会)も開催する予定です。