デジカメに対応遅れ…米コダック、破産法申請へ
読売新聞 1月5日(木)17時51分配信
【ニューヨーク=小谷野太郎】米ウォール・ストリート・ジャーナル紙(電子版)は4日、米写真用品大手イーストマン・コダックが1月中にも、米連邦破産法11章(日本の民事再生法に相当)の適用申請を行う方向で準備していると報じた。
1880年代に創業したコダックは、写真用フィルムで圧倒的なシェア(市場占有率)を誇ったが、デジタルカメラへの対応が遅れ、業績が低迷している。
資金調達のための保有特許の売却交渉が失敗した場合には、破産法の適用を申請する可能性があるという。コダックは、破産手続き中の運転資金の確保に向け、複数の米大手金融機関とつなぎ融資を受ける交渉も行っている。
1880年代に創業したコダックは、写真用フィルムで圧倒的なシェア(市場占有率)を誇ったが、デジタルカメラへの対応が遅れ、業績が低迷している。
資金調達のための保有特許の売却交渉が失敗した場合には、破産法の適用を申請する可能性があるという。コダックは、破産手続き中の運転資金の確保に向け、複数の米大手金融機関とつなぎ融資を受ける交渉も行っている。