ど根性大根!!
【岩手・岩泉】津波浸水区域に大根育つ 塩害に負けず根を張る
岩手日報 2012.1.5
【写真=津波の浸水区域で育った大根】
昨年3月11日の大津波で浸水した岩泉町小本の空き地で、大根が育った。付近にあった被災商店から流された種が発芽したとみられ、塩害に負けず根を張った。
大根が生育しているのは津波で流失した理髪店の跡地。周囲には建物の基礎部分が残り、コンクリート片や細かいがれきが落ちている地面から姿をのぞかせる。
大根の近くにはホウレンソウやカブが生えたこともあり、町民は「私たちに『負けるな!』と訴えかけているようだ」と力をもらっている。
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この大根のように、津波に負けないで生きようとする姿。
なんとも力強い生命力を感じます。
なんとも力強い生命力を感じます。
岩泉町小本地区は、田野畑のすぐ隣です。この前、地域の話題になったので行って見ましたが・・。
コンクリートのガレキを押しのけて育っていました。
まさに「ど根性大根」です。
コンクリートのガレキを押しのけて育っていました。
まさに「ど根性大根」です。
この大根の周りは、震災の後に住宅や倉庫などの基礎部分だけが残る風景です。
ガレキを撤去したままの状況。その風景は田野畑村と同様に、全く変化していません。
復興のフの字もない状態です。
![イメージ 2]()
国、県、市町村の復興計画が不詳なので、たとえ、家や商売をやろうとしても、下手に動けない状況。
復興をおくらせてるのは、やはり政府の方針が固まらないからだと思います。
津波襲来地域について、国が最低限の土地利用方針を示さないと、県や市町村の復興計画はあっても
後で、「整合性がなけば絵に書いた餅」となるのです。
従って、商売を始めようと考えてる人や家を建てようと考えてる人はいます。
しかし、たとえ自分の土地であっても下手な場所に建てられない。
このため、このような人は頑張りたくても頑張れない・。そんな状況です。
だから、仮設住宅にこもってるニート状態です。
これは、非常に精神衛生上いいはずがありません。
人というものは、何時でも生きるため何かの行動を起こす本能があると思います。
ホントはみんながこの大根のように自由に好きなところに根を張りたいのです。
そう考えると、復興の足をひっぱてるのは、むしろ被災者自身ではなく、政府や行政だと痛感します。
福島の人たちは、それをもっと強く感じてることでしょう。
福島の人たちは、それをもっと強く感じてることでしょう。
何をしてるんだか・・?と思ってしまいます。
きんちゃんの家は一部床上進水でした、約2mぐらいの津波が来たのですが、その家の隣の畑。
いろいろな作物も作付しましたが・・。塩害の影響を受けなかったのは、ネギ、トマト、ナスぐらいでした。
大根は、別の畑で作付けしました。
いろいろな作物も作付しましたが・・。塩害の影響を受けなかったのは、ネギ、トマト、ナスぐらいでした。
大根は、別の畑で作付けしました。
それにしても、この大根。驚きですねーー。
今年はこの逞しい大根のように、被災者も気合を入れて生きて行かなけばと、また心を新たにしたきんちゃんです。
「ど根性大根!!」
多くの被災者が同じ様に思ったとおもいます。
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![イメージ 11]()
ZaitusLand(ザイタスランド)
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