楢葉町で現地調査開始 中間貯蔵施設候補地
2013.4.10 11:39
東京電力福島第1原発事故による福島県内の除染で出た汚染土などを保管する中間貯蔵施設について、環境省は9日、楢葉(ならは)町の候補地周辺で本格的な現地調査を始めた。中間貯蔵施設の候補地は大熊、双葉、楢葉3町にあるが、詳しい現地調査に入ったのは初めて。
環境省の職員や地質調査会社の関係者が、汚染土壌などが一時的に保管されている仮置き場3カ所を回り、廃棄物の量や保管状況、交通アクセスを確認した。石原伸晃環境相は、5月連休の前後には「ボーリング(調査)もさせていただきたい」としている。