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Channel: 持続可能な開発(水・土・廃棄物)
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[転載]島根県 高津川水系 程彼川

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~程彼川~
 程彼川2中央橋程彼川4程彼川5程彼川6
程彼川7程彼川8程彼川9程彼川10程彼川11程彼川12
 
- そにわ橋上流1つ目(程彼川) -
30-05
 
 
 
30-06
 
 
- 中央橋(程彼川) -
30-01
 
 
 
30-02
 
 
程彼橋(程彼川) 
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-程彼橋上流1つ目 (程彼川) -
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-森平橋 (程彼川) -
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-森平橋上流1つ目 (程彼川) -
33-32
 
 
 
33-32
 
 
 
-森平橋上流2つ目 (程彼川) -
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-森平橋上流3つ目 (程彼川) -
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- 森平橋上流4つ目(程彼川) -
34-000
 
 
 
34-00
 
 
- 森平橋上流5つ目(程彼川) -
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- 森平橋上流6つ目(程彼川) -
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 笹ヶ谷鉱山は主に銅を採掘し、少量の銀や亜鉛、副産物としてヒ素を採集していました。鉱山の開坑は鎌倉時代と伝えられ、江戸時代は石見銀山代官所支配下の天領になりましたが、直接経営ではなく地元の請負山師制でした。産銅高は、石見銀山配下の他の銅山の合計の3 ~ 4 倍を誇っていましたが、江戸後期には坑道が深くなって採掘が困難になり、減少しました。
 一方、この頃から硫砒鉄鉱(誉石とよばれていた)を焼いて作られる亜ヒ酸が銀山代官所を通して殺鼠剤として売り出されました。石見銀山からヒ素は産出しませんが、当時はすでに銀山自体の銀の生産が衰退していましたので、「いわみぎんざん」は毒薬の代名詞となり四谷怪談など芝居や小説に数多く登場します。
 明治に洋式技術を導入して銅鉱の生産が飛躍的に伸び、人口約2000 人の鉱山町が砥石山南側の谷間に出現しました。しかし、繁栄は長続きせず、第一次世界大戦後の銅価格の暴落により鉱山が衰退するとともに亜ヒ酸の製造を再開しました。亜ヒ酸の用途は主に農薬でしたが、日本陸軍の毒ガス原料としても出荷されました。
 鉱山は昭和24 年に一旦閉山し、その後数人の個人や企業が鉱業権を取得しましたが本格操業しないまま、銅価格の低迷と鉱害問題から昭和46 年5 月に完全閉山しました。
 鉱山の操業に伴う鉱害は、大規模稼行を始めた明治17 年頃から水田への被害が記録され、亜ヒ酸の製造で拡大しました。対策としては昭和20 年代に地元の努力で鉱さいの流出を防ぐ砂防ダムが建設されましたが、本格的には昭和45 年に島根県が農地の鉱毒汚染を認定した後です。
 
 住民の健康被害も明らかになったため、県の工事として昭和48 年から10 年余の年月をかけて汚染土砂の除去や耕地の客土などの鉱害対策事業が行なわれました。
 現在、コンクリートで覆った川(写真2)やズリ捨て場、覆土して整地された汚染土壌の処分場などの対策工事
場所も草木に埋もれ、鉱山町は雑木林となり、往時を伝えるのは明治に開削された7 番坑のみとなりました。
 
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所在地とアクセス方法イメージ 6
 
●7 番坑:
 島根県鹿足郡津和野町大字豊稼字石ヶ谷地内
 →国道9 号「にちはら道の駅」の南300mか
  ら程彼川沿いに県道日原須佐線を約10 ㎞。
  または、津和野町長野から砥石山トンネル
  を経て県道日原須佐線を2 ㎞。
●鉱山施設、鉱害対策事業跡:
 島根県鹿足郡津和野町内美、豊稼、長福地内
 →津和野町部栄から町道笹ヶ谷線を5 ㎞で内
  美。三叉路を左折して笹ヶ谷川沿いに砂利
  道を入るとかつての鉱山町。三叉路を直進
  すると峠を越えて程彼川沿いの県道に至る。
 
A:笹ヶ谷鉱山7 番坑 坑道はB の選鉱場へ通じていた。
B:選鉱場や精錬所など笹ヶ谷鉱山の主要施設が存在した
 場所。鉱山町もこの谷沿いに形成された。
C:笹ヶ谷鉱山鉱床範囲 この範囲に多数の坑口があり、
 内部でつながっていた。
D:豊稼鉱山跡ほまれいし
 
E:木部鉱山跡
関連する見学場所と情報
記念物指定など
地質学的な意義
堀庭園 (鎌倉時代から昭和まで600 年余り鉱山を経営した堀家の迎賓館)
          津和野町邑輝795  0856-72-0010
津和野町観光協会 www.tsuwano.ne.jp/kanko
津和野町役場   www.tsuwano.ne.jp/town
 
 
 

転載元: 日本一の清流高津川や益田市の環境や歴史を勉強中


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