ダ○キン偽装請負⇒有期間社員雇い止め裁判を支援する第4回総会。彼らの解雇から丸3年が経過しようとしています。地裁敗訴から高裁での裁判になっており、高裁宛ての署名集約をしています。地裁署名では2,045団体、30,500筆の個人署名を提出しましたので、さらに広げた署名の取り組みにしていきたいところです。
本日の総会には派遣切りにあった15名の原告に正社員としての地位を認めた画期的な地裁勝利判決のマツダ訴訟原告団・事務局長の佐藤次徳さんにはるばる大阪までお越しいただきました。
派遣法の脱法運用を繰り返しながら、雇われてきた彼らは、作業服、作業内容、ロッカーの使用、残業、休日出勤もすべて正社員と同じ。作業手順書やリスク評価も作成してきた。時間外や休日の研修活動もマツダ社員から直接指示があって従事してきた。全く他の社員と同様に働いてきたところで突然に雇い止めをされました。
裁判に取り組む中で、派遣会社に払う派遣料は消費税控除をされることや派遣労働の規制緩和の歴史を知り、怒りを深め、原告団の中に広めていった佐藤さんは確信を深めることの重要性を述べて「確信のない運動はたたかえない」と断言をされました。労働裁判を闘う当事者たちの多くの方が「感銘を受けた」と感想を述べられていました。
派遣法の脱法運用を繰り返しながら、雇われてきた彼らは、作業服、作業内容、ロッカーの使用、残業、休日出勤もすべて正社員と同じ。作業手順書やリスク評価も作成してきた。時間外や休日の研修活動もマツダ社員から直接指示があって従事してきた。全く他の社員と同様に働いてきたところで突然に雇い止めをされました。
裁判に取り組む中で、派遣会社に払う派遣料は消費税控除をされることや派遣労働の規制緩和の歴史を知り、怒りを深め、原告団の中に広めていった佐藤さんは確信を深めることの重要性を述べて「確信のない運動はたたかえない」と断言をされました。労働裁判を闘う当事者たちの多くの方が「感銘を受けた」と感想を述べられていました。
争議初期から国会で取り上げてくださっていた山下よしき日本共産党参議院議員。今日もこの集会のためだけに東京から駆け付けてくださいました!このあいさつの後、関西空港より東京へとんぼ返り!本当にありがとうございました!
山下議員、ダ○キン・青山委員長、マツダ・佐藤事務局長の記念撮影を横から。がんばりましょー!
JMIUダ○キン工業支部・青山委員長よりお礼のあいさつ。長い争議になってきましたが、原告のみなさま、本当にお疲れ様です。私たちも精一杯がんばりますので、どうぞよろしくお願いします。
今日の総会には、伍賀一道(金沢大学名誉教授)さんからも応援メッセージをいただきました!
(以下、メッセージ)
いま安倍政権は「雇用制度改革」と称して労働者派遣制度を抜本から改悪しようとしています。常用雇用の代替えとして派遣労働を活用することを禁止している現行の派遣法を大展開し、労働者さえ入れ替えれば派遣先企業は期間の制限無しにいつまでも派遣労働を活用できるように改める方針です。使用者として責任をはたすことなく、雇用調整が容易で、しかも低価格で労働者を指揮命令できるという派遣制度を野放しにするならば、日本の労働全体がブラック化することは明らかです。
ダ○キン裁判で勝利することは、このような労働者の使い捨てを拡大する動きを阻止するうえで大きな力となることでしょう。とくに、17年もの長期にわたって偽装請負で働かせたあげく、労働曲の指導によって直接雇用にしたあと、2年半で雇止めにするというダ○キン工業のやり方は労働のブラック化を先取りしたものであり、公正な企業経営とは到底言えません。皆さんの闘いを国内はもとより海外にも発信して、世界トップ企業としてのダ○キン工業の理不尽さ、不公正な雇用を追及しましょう。
皆さんの裁判闘争は何よりも人間の尊厳をかけた闘いにほかならないものですから。
総会終了後の懇親会場にて。高裁で流れが変わったことは感じています。この流れを勝利に!がんばろー!