福岡県筑紫野市のVB、中国で土壌浄化 月内にも合弁設立
- 2013/12/5 0:53
土壌改良などを手掛けるベンチャーのワールド・リンク(福岡県筑紫野市、藤龍一社長)は中国で土壌浄化事業を始める。中国の水銀製造大手、貴州銀星集団(貴州省)と月内にも合弁会社を設立し、水銀などの重金属で汚染された土壌を浄化する。5日に業務提携の調印式を福岡市で行う。
ワールド・リンクは特殊な薬剤を土壌に散布することで、土壌中の重金属が雨などで流れ出さないようにする技術を持つ。大半の重金属に対して適用できるという。
中国では、貴州銀星集団の工場周辺など重金属による土壌汚染が予想される場所で事業を展開する。中国では土壌汚染が社会問題化しており、需要が高いと判断した。ワールド・リンクが浄化に必要な薬剤などを提供し、貴州銀星集団が実際の施工を担当する。
ワールド・リンクは中国での事業の売上高の見通しを明らかにしていない。
ダイセキ環境ソリューション、増益
- 2013/11/19 13:43
- 情報元
- 日本経済新聞 電子版
【増益】不動産市況が回復・安定し、土壌汚染調査・処理事業が伸びる。建設解体市場も拡大し、廃石こうボードリサイクル事業や、廃バッテリーの荷動き…