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副首都構想を大阪(伊丹)に

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 副首都構想は、日本の事実上の首都である東京に災害やテロなどがおこったことにそなえ、首都のバックアップ機能をおくために、他地方に副首都をつくり、危機管理専門の省庁をおく構想である。2012年現在、候補地の最有力先として、大阪大阪国際空港 (伊丹空港)大阪府兵庫県)跡地が挙げられている。
 
 
 
 副首都構想 「賛成」が85%
2011.10.13 21:53(1/2ページ)eアンケート
 
 「副首都構想」について、11日までに1328人(男性1208人、女性120人)から回答がありました=表参照。
 「副首都構想に賛成か」については「賛成」が85%、「副首都を関西に置くことを支持するか」も「支持する」が64%と過半数に達しました。「数千億円とされる国の整備費は費用対効果があると思うか」についても「YES」とする意見が63%となりました。
 
(1)副首都構想に賛成か
   85%←YES NO→15%
 
(2)副首都を関西に置くことを支持するか
   64%←YES NO→36%
 
(3)数千億円とされる国の整備費は費用対効果があると思うか
   63%←YES NO→37%  費用対効果の問題ではない
 
●東京・女性公務員(26)「日本は、国土が狭い上に一極集中しすぎている。リスクの分散は必須だと思う」
 
●千葉・男性自営業(41)「費用対効果の問題ではない。なぜもっと早くその発想が出なかったのか。候補地としては埼玉、群馬あたりの方が人員や設備の移動にはよさそう」
 
●大阪・男性会社員(33)「関西の都市に副首都の機能を担わせるのは妥当。地方分権と関西復権で、第2の経済圏を確立。手詰まり状態の日本経済を打開するよい試みになる」
 
●鹿児島・男子高校生(17)「首都機能のバックアップは必要だが、大阪に作っても、経済と政治を分離することができなければ、小さい東京ができてしまうだけ。政経分離を果たし、政治への経済の影響を最小限に減らしていくべきだと思う」
 
●埼玉・男性会社員(37)「副首都は、首都からあまり遠くては意味がない。また、首都の機能だけあればいいので、そこが大都会である必要もないと思う。いっそのこと、羽田の拡充を徹底して成田空港の跡地に副首都建設でもいいかも」

 
副首都の具体像が見えず
 
●栃木・男性会社員(42)「遠く離れた大阪を副首都にする必要性が理解できない。それよりも、東京をより強固な都市にする方がよい」
 
●東京・男性公務員(44)「副首都とは、具体的に何をするのか。大阪に普段は空のビルを建てておいて、東京が被災したら政府が東京を捨ててそのビルに移動するのか。副首都という名前と場所が先行していて、何をするのかが見えてこない」
 
●埼玉・男性公務員(55)「首都機能を担えるのは、首都圏のみ。多額の費用がかかる副首都建設は税金の無駄遣いだ。財政力のある東京都が、自ら防災力を高める以外、この問題の打開策はないと思う」
 
●神奈川・男性会社員(56)「集中している首都機能を前提にした論議。災害大国日本なのだから、機能の分散が必要だ。必要な時にお互いの機能が補える有機的なつながりを作ることが大切」
 
●東京・女性薬剤師(68)「今回の大震災で分かったように、迅速に対応できない政治体制下では、首都がどこにあっても同じだ。ネットなどでバックアップ体制をうまく構築すればいいのでは」
 http://sankei.jp.msn.com/life/news/111013/trd11101321550025-n1.htm
 
 
 

NEMIC構想とは


<計画概要>
極度の一点集中状態にある首都東京に大災害、大規模なテロや核攻撃等が発生した場合に備えて、国家機能の大規模な麻痺を回避するためバックアップ機能を持つ副首都を建設する。
また躍進する東アジア諸国に流れつつあるように見受けられる人、モノ、資金・情報の流れを日本に受け止めうるような超近代的危機管理国際都市建設プロジェクトを進めていくことにより、東の東京、西の大阪の双眼レフ型の安全・安定・躍進型の日本再構築の礎を創ろうとする。

  1. 場所:
    現在の大阪国際空港(伊丹空港)の跡地を活用

  2. 時期:
    2011年度に始まる一両年度中をスタート起点とし、第一期5カ年計画で構想全体を一気に立ち上げる。第二期5カ年で補完的積上げをなし全体としては10カ年計画

  3. 人口:
    夜間人口約5万人、昼間人口約20万人を想定

  4. 地域の構成:
    全体敷地      約500ヘクタール(周辺の公用地、未利用地を含め)
    道路公園(森林緑地)約240ヘクタール(セントラルパーク造成)
    住居地面積     約260ヘクタール
    延べ床面積     約1,300平方メートル
    全体は以下のゾーンにより構成される。
    ・行政・国際機関ゾーン
    ・住宅市街地ゾーン
    ・都市物流ゾーン
    ・アミューズメントゾーン
    ・セントラルパーク・ゾーン
    ・国際ビジネスゾーン
    ・コンベンションゾーン
    ・メディカルセンターゾーン
    ・ダウンタウンゾーン

  5. アクセス:
    ●新幹線:(すぐ近くの約3kmの距離を通る現在の新幹線に新幹線新駅をつくって接続)
    ●高速道路:名神高速道路の支線が既に大阪国際空港(伊丹空港)に接続ずみ
    ●国道176号線;直ちに使用可能
    ●国が計画中の磁気浮上鉄道(リニアモーター)の東京―名古屋(一次)、名古屋―大坂間の一挙同時着工とする

  6. エネルギー:
    太陽光、風力、波動発電等クリーンエネルギー、スマートグリッドによる電力供給により環境に配慮した都市を目指す

  7. 建設投資:
    中央官庁の代替施設建設は国庫負担及び道路、公園等のインフラストラクチャーは他の部分は原則として民間や海外からの投資を誘致してまかなう

  8. 完成予想図及び空から見た配置図
    以下に上記の二つの図面を御参考までに提示した。全体としてのイメージを御理解いただけたことと思う。
 

 
 

候補地の選定とその条件

 
NEMICの候補地の選択に当たっては、議連内でもいろいろと議論が重ねられたが、 まずNEMIC候補地として以下の七つの条件を満たす場所が選ばれるべきであろうとの合意に達した。
  1. トータル500ヘクタール前後の平地(内陸地)
  2. 国有地や公有地が大部分であること(新規買収手続が不要であること)
  3. 高層建設、地下設備などを想定して埋立地でないこと
  4. 新しい開発や自然破壊などを必要としないこと。
    また、相当程度の水資源に 恵まれていること
  5. 既存の交通アクセスが完備していること(新幹線、高速道路など)
  6. 既存の大都市から容易にアクセスできる位置にあること、少なくとも政令指定都市 レベルの内部又は30キロ圏内であること。
  7. 首都より一定度離れていること(危険管理と防災対策の観点から)。目安として、都心から300キロメートル圏内は除外する。
以上のような経緯と検討結果を総合して大阪国際空港(伊丹空港)跡地が飛び抜けて 最適だとの結論に達した。
機管理中枢部はどんな形
危機管理中枢部は、二重、三重の厳重なセキュリティ・チェックが各階別に行われる構造となっている。また首相はじめ最高意思決定を行う執務室は、最高度IT技術を集結した諸設備が整っている。

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