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平成23年国民健康・栄養調査結果の概要

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平成23年国民健康・栄養調査結果の概要


~近年摂取量が減少している生鮮食品の入手困難な理由は、「価格が高い」が最多~

厚生労働省では、平成23年11月に実施した「国民健康・栄養調査」の結果を別添のとおり取りまとめましたので、公表します。
 「国民健康・栄養調査」は、国民の健康の増進の総合的な推進を図るための基礎資料として、国民の身体の状況、栄養摂取量及び生活習慣の状況を明らかにするため、毎年実施しています。
 今回は、平成23年国民生活基礎調査において設定された単位区(東日本大震災の影響により、岩手県、宮城県及び福島県の全域を除く)から無作為抽出した300単位区内の5,422世帯を対象として実施し、有効回答が得られた3,412世帯について集計しました。

【調査結果のポイント】
〈食生活に関する状況〉
・生鮮食品の摂取状況について、平成13年と比べると、野菜類、果物類、魚介類の摂取量は減少し、肉類の摂取量は増加。年齢階級別では、20~40歳代の野菜類、果物類、魚介類の摂取量が少ない。(3頁:図1-1,図1-2)

・ふだん生鮮食品を入手している者のうち、この1年間に生鮮食品の入手を控えたり、入手できなかった理由として、「価格が高い」と回答した者の割合が30.4%と最も高く、20~40歳代では4割以上。(5頁:図4)
・世帯の年間収入別食品摂取量は、世帯収入600万円以上の世帯員に比べて、200万円未満の世帯員は、野菜類の摂取量は男性のみ、果物類と肉類の摂取量は男女とも少ない。(6頁:表1)
・災害時に備えて非常用の食料を用意している世帯の割合は、47.4%。地域ブロック別にみると、東海ブロックが65.9%と最も高く、九州ブロックが24.6%と最も低い。(7頁:図5,図6)

〈たばこに関する状況〉
・現在習慣的に喫煙している者の割合は、20.1%(男性32.4%、女性9.7%)。(11頁:図10-1)
・平成22年10月のたばこの値上げで喫煙状況に影響を受けた者の割合は、29.2%。そのうち、たばこの値上げで受けた影響として、「吸うのをやめた」と回答した者の割合は、15.0%、「ずっと吸っているが、本数を減らした」と回答した者の割合は39.0%。(14頁:図13,図14)
詳細は、別添概要をご覧ください。
 
 
 
平成23年
画像

1 喫煙率

 男性も女性も、年収が上がるにつれて喫煙率は下がる。

2 肥満率

 男性の肥満率は貧富に関係無いのに対し、女性の肥満率は収入が少なくなるほど高い。200万円と600万円では肥満率は倍である。

3 朝食欠乏

 金持ちになるほど朝食を食べる。

4 運動習慣

 ラジオ体操でも散歩でも運動の習慣のわけで、お金がないと運動ができないというのはおかしい。

5 飲酒

 金持ちほど酒を飲む。

6 睡眠の質

 金持ちはぐっすり眠れる可能性が高いというのが普通だが、逆に夜にぐっすり眠ることによって翌日に疲れを残さず、しゃっきりと働くことができ、お金を稼げるということもある。

7 野菜消費率

 これはもう、完全な相関間関係にある。金持ちは体に気を遣うから野菜をたくさん食べるという見方の前に「ええーーっ農家って金持ちなんだ」と思った私の心は歪んでいるのでしょうか(笑)。それはさておきこちらも、生活習慣に気をつけて人参だのピーマンだのを食べる人のほうは、仕事もできるのでしょう。
 結論として「正しい生活リズムで健康に気を配り、交友関係が広く、野菜を食べてタバコを吸わない人がお金持ちの集団に多い」ということは明確。逆は必ずしも真では無いが、お金持ちになりたければきちんとした生活習慣を整えてという当たり前の話になる。
 都内の全席禁煙で野菜中心のお店がお金持ちっぽい女性で埋まっているのが、この分析でなんとなくわかりますね。
 
 

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