廃棄物・副産物の有効活用 |
2014年 7月24日(木) 14:00~16:10 |
■セミナー情報
今回は、「廃棄物・副産物の有効活用」についてホットな話題を取り上げ、ご紹介させていただきます。
セミナーでは、福岡大学工学部 助教 藤川拓朗氏に「廃棄物・副産物の有効利用に向けた課題と取り組み」について、ご講演していただきます。
また、福島第1原発の汚染水対策として、地中を凍らせて地下水が建屋に流入するのを防ぐ凍土遮水壁の工事が開始されました。このため、(財)地域地盤環境研究所 特任研究員 水野克己氏に、「凍土遮水工壁」に関して、信頼性設計(フェールセーフ)の視点で、その安全性と合理性を簡単な模型実験で説明して頂きます。
■ プ ロ グ ラ ム ■ 【講演】 『6月2日東電、汚染水対策の切り札「凍土遮水壁」着工 福島第1』に関して その安全性と合理性を簡単な模型実験で説明します。 一般財団法人 地域地盤環境研究所 特任研究員(環境アセス担当)工学博士 水野 克己 氏 【基調講演】 廃棄物・副産物の有効利用の促進に向けた地盤工学的課題と取り組みについて ~ 一般廃棄物焼却灰および石炭灰を用いた研究事例の紹介 ~ 福岡大学工学部社会デザイン工学科 道路・土質研究室 助教 藤川 拓朗 氏 ※セミナー終了後、水・土壌汚染研究部会を開催します。(16:20~16:50) 会員の方、ご興味のある方は、ご参加ください。 |
1,000円(※行政担当者、おおさかATCグリーンエコプラザ出展企業、水・土壌汚染研究部会会員は無料)
■会場:
ビオトープ・プラザ(おおさかATCグリーンエコプラザ内)
■定員:
60名(先着順)
<下記はセミナーと関係ありません>
福島第一原子力発電所における汚染水対策
廃炉・汚染水対策現地調整会議
- 平成26年6月16日
- 廃炉・汚染水対策現地調整会議(第10回)開催
- 平成26年5月19日
- 廃炉・汚染水対策現地調整会議(第9回)開催
- 平成26年4月7日
- 廃炉・汚染水対策現地調整会議(第8回)開催
汚染水処理対策委員会
- 平成26年4月28日
- 汚染水処理対策委員会(第12回)開催
- 平成25年12月10日
- 汚染水処理対策委員会(第11回)開催
陸側遮水壁タスクフォース
- 平成26年6月13日
- 陸側遮水壁タスクフォース(第10回)開催
- 平成26年4月16日
- 陸側遮水壁タスクフォース(第9回)開催
- 平成26年3月18日
- 陸側遮水壁タスクフォース(第8回)開催
- 平成26年2月25日
- 陸側遮水壁タスクフォース(第7回)開催
- http://www.meti.go.jp/earthquake/nuclear/osensuitaisaku.html
規制委、「凍土遮水壁」に懸念 政府・東電推進も「安全性、有効性は未確認」
2014.4.17 07:51 (1/2ページ)
東京電力福島第1原発事故の汚染水問題で、政府と東電が建設を進める「凍土遮水壁」について、原子力規制委員会が「(冷媒が漏れ出す可能性など)安全性と有効性を確認しておらず、認可していない」と慎重姿勢を示していたことが16日、分かった。有力な学会も政府に凍土壁設置反対の文書を提出していたことも判明。政府や東電は6月にも本格工事に着手、今年度中の完成を目指すが、規制委が建設に反対すれば、汚染水問題は長期化する。
規制委は18日に開かれる検討会で、東電に凍土壁の意義を明確にして報告するよう要求する。凍土壁が大規模かつ長期的に使われた例は世界的にもなく、安全性と長期的な実用化が議論の焦点となる。
凍土壁は、「汚染水の抜本的な抑制策」(経済産業省)として、政府が昨年9月に国費約320億円の投入を決定。政府や東電は実効性を確かめるための実験に着手した上で、今年3月、規制委に凍土壁設置の申請書を提出した。
しかし、規制委関係者は「政府決定したことは理解しているが、規制委として凍土壁を認可したわけではない」と、安全性に不安要素があり検討が必要だと強調。規制委検討会のメンバーである東北大の阿部弘亨(ひろあき)教授も「維持費の問題もあり、凍土壁には反対の立場だ」と疑問を呈している。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140417/dst14041707510003-n1.htm