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平成27年2月4日(水) 日向産廃 (株)日向製錬所が提出した併合審理

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宮崎地方裁判所延岡支部  次回、2月4日からは「併合審理」です




平成26年11月28日 宮崎地方裁判所延岡支部から「併合審理になりました。 次の裁判期日が来年の2月4日(水)です。」と、電話がありました。

原告(株)日向製錬所 代表取締役社長 中見里 徹氏と(有)サンアイ 代表取締役社長 金丸喜輝氏は、裁判所に「併合をしてくれ」という文書を提出しました。


わたしは「併合をしないでくれ」という文書を裁判所に提出しました。この併合審理の決定は、(株)日向製錬所の裁判を担当した裁判長が


それぞれの意見書を踏まえた上で決定をしたそうです。

(有)サンアイの裁判長も、それ(併合)が相当だと判断したということでした。なので、わたしのが通らなかったということだと思います。

裁判官が決定した『併合審理になった』 という決定書きの中には、理由は特に記載はされないとの事でした。でも、理由のない決定というのはないと思います。


どういう理由で併合に至ったのか、理由が知りたかったので「併合審理ならば、併合になった理由を書いた文書は送られないのですか?」と、聞きましたが、そういうの(文書)はないそうです。

そして、この結果に対しての「不服申し立て」というのは 出来ないということでした。

“ 本当に裁判長は、それぞれの意見書を見て考えてくれたのでしょうか。 ” そんな思いでした。 わたしは納得いきませんでした。

なぜならば


(株)日向製錬所が提出した併合審理を希望する上申書の内容

 ・頭書事件((株)日向製錬所)と上記事件((有)サンアイ)につきましては、被告が同一であるうえ、原告はグリーンサンドの製造会社と運搬会社であり、被告が同じSNSにより両社を中傷している事に対する差し止めと損害賠償の請求という点で事実が共通し関連性を有しております。 また、争点につきましても、グリーンサンドの安全性の点や健康被害の原因となっているかという点で共通になるものと思われ、これに対する主張や証拠も同一のものになることが予想されます。
 従いまして、訴訟経済及び判決の矛盾防止の観点から、口頭弁論を併合されたく上申する次第です。 
以上

黒木が提出した別々の審理を希望する意見書の内容

・頭書事件の争点は、原告が「責任の取れない」というグリーンサンドを強引に積んでそのままにしているので、どう責任を取ってくれるのかということです。 責任が取れないようなら、持って来た物を全部きれいに片付けるべきですが、その原因から原告側は争点を逸らし、被告のSNSによる中傷のせいだとしております。 被告のSNSは中傷でなく、今まであった事をそのまま公表しています。 「公表していい」と認めたのは、原告の常務取締役総務部長 早川直伸氏です。原告はグリーンサンドの製造会社であり、(有)サンアイは購入運搬会社ということを原告会社から説明を受けております。 (有)サンアイの第一回口頭弁論迎えない時点で原告が「審理を併合する」ということを希望し、売買関係にある両社が「主張や証拠も同一になる」ということを言い切ること自体、おかしいと思われます。
よって、口頭弁論の併合ではなく、別々に審理した方がより正しく、平等に判決できると意見書を提出する次第です。 以上



もともとは、別々に来た訴状だったのです。
でも、裁判官はそれぞれの意見書を踏まえた上で『併合審理』という判断を下しました。
 
 
http://blogjima.blog.fc2.com/
 【日向市産廃問題】裁判後のミニ集会
 
2014年11月14日。

 宮崎地方裁判所延岡支部第2法廷で、日向市の産廃問題に絡む裁判が行われました。

・第1回口頭弁論
・原告 日向製錬所
・被告 黒木睦子
・傍聴 36人

 裁判後、裁判所前でミニ集会が行われました。その一部をご覧ください。

 なお、日向市の産廃問題に関する詳細は、下記のブログをご覧ください。

・宮崎県日向市  産業廃棄物のゴミの山が目の前で非常に困ってます。
http://blogjima.blog.fc2.com/
 
「(株)日向製錬所から、金をもらった。」(有)サンアイ社長 金丸喜輝氏
 
 

日向市の産廃公害問題、現地調査報告

 住友金属鉱山の直系子会社である日向精錬所が、ステンレス製造に伴うニッケルの産業廃棄物、フェロニッケルスラグを「製品」と偽って、日向市富高西川内の山林に不法投棄し、公害被害を訴える主婦を逆告訴、損害賠償請求するというスラップ訴訟問題について現地調査したので報告します。

 フェロニッケルスラグは産業廃棄物であって「製品」というのは真っ赤なウソです
 黒木さんの耳にも、何一つ事前説明もないまま「西川内一帯が日向精錬所のゴミ捨て場になる」という情報が入っています。
 宮崎県と日向精錬所は、産業廃棄物取扱法に完全に違反しており、環境基準の数百倍という鉛などの有毒汚染物質を日向市の上水源に不法投棄しているのです。
 これは明らかに深刻な産業犯罪です!


① 投棄現場の住所

 日向市富高西川内 観音菩薩バス停の南側の山林 
 黒木さん実家と投棄現場の距離は100mくらいだが、50m以上の高度差があるため粉塵がまともに押し寄せていた
 しかし、すでに大半が終了
 富高保育園前と奥の伐採現場は、まだ投棄が行われていない

地図

② 黒木さん実家前の投棄現場




内部の様子 大半が投棄終了と思われる
 
 http://tokaiama.minim.ne.jp/date1/kuroki1.html
 
 
 
 
 

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