形質変更時要届出区域
H22.9.13 指定
宮崎県日向市大字日知屋字古田町81-2の一部、88-2の一部、70の一部、79-2の一部
359m2
砒素及びその化合物
H22.9.13 指定
宮崎県日向市大字日知屋字古田町81-2の一部、88-2の一部、70の一部、79-2の一部
359m2
砒素及びその化合物
H22.10.25
宮崎県日南市大字平野字大節8339-7の一部
482m2
宮崎県日南市大字平野字大節8339-7の一部
482m2
鉛及びその化合物
H23.12.15指定
宮崎県日向市大字日知屋字塩矢16863番1の一部
70平米 鉛及びその化合物
H24.6.25
宮崎県日向市船場町1番2の一部、2番1の一部及び3番3の一部並びに
日向市大字日知屋字ウノハイ15807番2の一部
51,937平米
六価クロム化合物
鉛及びその化合物
51,937平米
六価クロム化合物
鉛及びその化合物
◆土壌汚染:基準値超えるヒ素とフッ素検出-日向精錬所細島工場跡/宮崎 (2008/4/18)
ステンレス鋼の原料を生産する日向精錬所(日向市船場町、平島悟社長)は16日、同市日知屋古田町にある旧細島工場跡地(6・6ヘクタール)の地下水から、土壌汚染対策法で定める基準値を超えるヒ素とフッ素が検出されたと発表した。
ヒ素(基準値1リットル中0・01ミリグラム)が最大で6・3倍、フッ素(同0・8ミリグラム)が2・25倍。00年の土壌検査で基準値を超えるヒ素などが検出されたため、03年から同社が定点検査(計5カ所)を実施してきた。
これを受け県、日向保健所は同跡地から約800メートルの範囲にある井戸10カ所の分析を進め、18日に調査結果を発表する。同跡地は00年から大型ショッピングセンター「ロックタウン日向」が営業しているが、地下水は利用していない。
日向精錬所がヒ素やフッ素を垂れ流していたことが2000年に発覚、2008年の報道から。「循環型社会」の公害。
土壌汚染:基準値超えるヒ素とフッ素検出−−日向精錬所細島工場跡 /宮崎(毎日新聞)2008年4月18日15時1分
ステンレス鋼の原料を生産する日向精錬所(日向市船場町、平島悟社長)は16日、同市日知屋古田町にある旧細島工場跡地(6・6ヘクタール)の地下水から、土壌汚染対策法で定める基準値を超えるヒ素とフッ素が検出されたと発表した。ヒ素(基準値1リットル中0・01ミリグラム)が最大で6・3倍、フッ素(同0・8ミリグラム)が2・25倍。00年の土壌検査で基準値を超えるヒ素などが検出されたため、03年から同社が定点検査(計5カ所)を実施してきた。これを受け県、日向保健所は同跡地から約800メートルの範囲にある井戸10カ所の分析を進め、18日に調査結果を発表する。同跡地は00年から大型ショッピングセンター「ロックタウン日向」が営業しているが、地下水は利用していない。
ロックタウン日向の地下水に基準超えるヒ素
2008/04/16 19:56 【宮崎日日新聞】
日向製錬所(日向市船場町、平島悟社長)は16日、ショッピングセンターなどが入る同市日知屋のロックタウン日向の敷地内の地下水から環境基準を超えるヒ素とフッ素が検出された、と発表した。
同社は2000年に汚染を把握。その後も独自に水質調査した際も検出していたが、行政機関や賃貸借関係を結んでいるロック開発株式会社(東京都、羽間和彦社長)には今月まで報告や相談はしていなかった。
敷地はアスファルトで覆われ、地下水も店舗などで使用しておらず直接的な影響はないとみられるが、県環境管理課は「法的義務はないが報告してもらえば もっと早く周辺調査ができた」。ロック開発は「契約前に情報開示がなかったこと、その後も経過報告がなかったことについて強く遺憾の意を表明している」と している。
敷地はアスファルトで覆われ、地下水も店舗などで使用しておらず直接的な影響はないとみられるが、県環境管理課は「法的義務はないが報告してもらえば もっと早く周辺調査ができた」。ロック開発は「契約前に情報開示がなかったこと、その後も経過報告がなかったことについて強く遺憾の意を表明している」と している。
ヒ素、基準の6倍検出 日向市の旧工場跡地 県、周辺井戸水を調査
2008/04/17 04:08 【西日本新聞】
(管理人より) 驚きました。日向精錬所という会社は1956~69年の13年間にわたり、工場でフェロニッケルを作って敷地を汚染し、2000年には汚染を知りながら、2008年にその工場跡地をなんとショッピングセンターに貸して、コンクリートで覆うということで県に汚染を報告してなかったんですね。
ここで日本鉱業協会が出した、フェロニッケルスラグについてのパンフレット資料を見ていきます。https://www.pacific-metals.co.jp/file/news/20100409110217-1.pdf
「循環型社会に寄与する魅力ある資源」 とは! 毒物なのに?ゴミなのに?
いきなり表紙タイトルからしてこれですので中身は推して知るべし。いいことしか書いてありません。フェロニッケルの「安全性」 と書いてあるくらいですから。
製造工程図だけあげときます。
このパンフをいつ作ったかは書いてありませんが、上の一連の報道の後だとすると実に厚かましいことです。2000年には汚染がわかってたのですから。
ヒ素やフッ素といった毒物を撒き散らしておきながら「魅力ある資源」と言うなんて、さすが原子力ムラですね。
さて日向精錬所工場跡地の汚染は、報道によると2008年の段階で、ヒ素(基準値1リットル中0・01ミリグラム)が最大で6・3倍、フッ素(同0・8ミリグラム)が2・25倍、検出されてます。
黒木さんの自宅近くのスラグの汚染はどうでしょうか。基準値のヒ素50倍、フッ素20倍です。
【スラップ裁判】私も生きちょる人間です。こんな事されていい気せんです 宮崎フェロニッケルスラグ公害 より
2008年に問題になった工場跡地よりもはるかに汚染しているということです。毎日新聞、西日本新聞、宮崎日日新聞はなぜ報道しないのかわかりません。
黒木さんが新聞社に記事として掲載して欲しいと頼んだ経過が書かれています。↓必見です。
西日本新聞社 延岡支局 №1
西日本新聞社 延岡支局 №2
西日本新聞社 延岡支局 №3
メディアも信用できませんが
「循環型社会」という看板も、毒物を循環させることになってないか、細かい市民のチェックが必要です。
本当は土に還せない毒物を、「循環型社会」という美名で環境に拡散させている国と企業。
完全に「循環型社会」公害です。
建前上「安全な商品」ということにして環境に垂れ流す、このパターンをやめなければまた水俣病のような公害が起きてしまいます。