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[転載]橋下市長はイヤ!大阪市職員が大量退職…その数650人

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 大阪市で早期退職制度を使った3月末の退職者が、何と昨年比で倍増することになった。橋下徹市長(42)は当選時から、民意無視の職員に対し「去ってもらう」と強気で、さらに4月から人件費カットを行うと宣言。ぬるま湯体質に慣れきった一部職員が“恐怖政治”から逃れることを決意したようだ。

 同市は18日、割り増し退職金が加算される早期退職制度を使った3月末の退職職員数について、市全体で昨年度より319人増の650人にのぼると発表した。

 早期退職者で最も多かったのは橋下氏が「給与水準を民間並みに」と方針を示した市交通局の217人。各区役所が125人、こども青年局が45人で続いた。

 やはり目立つのは交通局だ。早期退職者217人は昨年同期比の実に18倍。同局は当初、経営改善策として4月に職員54人を赤字部門のバスから黒字部門の地下鉄に配置転換する方針を決めていた。しかし、「このままではバス運行などに支障が出かねない」(交通局)と、配置転換を中止にした。

 影響は交通局にとどまらない。退職者は定年退職の696人を合わせれば1346人に達する。「市民サービスに影響を与えないよう、配置の見直しや委託化など態勢を整えたい」(市人事課)と大わらわだ。

 大阪市の人件費は年間約2400億円にのぼる。橋下氏は昨年11月の当選直後から「民意を無視する職員は大阪市役所から去ってもらう」と、早々に“宣戦布告”。就任後には給与や人員減などによる人件費2割カットを目標に掲げた。

 早期退職制度は退職金が最大2割増しとなるだけに、居心地が悪くなる前に逃げるが勝ち-との判断が働いたのか。

転載元: 已むに已まれぬ大和魂


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