【写真;GAS汚染発覚時に緊急使用された10数連フィルターを処分する。ゼオライト・活性炭・木炭などのフィルター材をそのまま埋めてしまう不適正処理の中間仕上げ、総仕上げはまだまだだこれからだあ】
色とりどりのドラム缶にゼオライト・活性炭・木炭を詰め込んで、12ー14連。GAS濃度も日本に一ならフィ
ルターの重連数も本邦一。
当時のメデアが好んで報道した一大壮観をながめて…GASが先まで届くのかと保健所の担当官と慨嘆しま
した。出口の濃度を確認しながらの段数調整だから…先端部で0ppmは確認済みだと言うのですが…用済み
の、GASをたっぷり含んだ吸着材をそのまま埋め立ててしまってはいけません。
正真正銘の違法投棄が代執行の県の手でまた行われるのです。
いま県で計画中の恒久対策の中に多機能性覆土がありますが…覆土量も埋め立て処分量に含むとした廃掃
法の規定に従えば…さらなる超過処分と言うことになります。
その効果の有効性が検証されなければアダやおろそかに行える対策ではありません。
ここしばらくは昨年、県幹部が強硬採用した竹の内の再生の恒久対策‘PRB浄化壁・多機能性覆土’に対し
て、地元が考える対案の仕上げに従事します。
どうして強硬採用になったのか。金のない県のチープな恒久対策法は、その後の当局のフォローから見て、
奸策または奇策としか言いようがなく、この半年の廃対対応で、私たちの望む竹の内の完全無害化はやっ
ぱり汚物の撤去にしかないとの確信がより深まってくるのです。