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[転載]羽田滑走路耐震改ざん 東亜建設工業 社長辞意

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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016050790065701.html

 羽田空港C滑走路の耐震性強化のための地盤改良工事で、施工した東亜建設工業(東京)は六日、データを改ざんし、仕様書通りに工事をしたかのように装って、発注元の国土交通省関東地方整備局(横浜市)に虚偽の報告をしていたと発表した。整備局は「通常の利用は構造上問題がない」として滑走路の使用を制限しないが、地盤が改良されていないため、大地震の際には液状化の恐れがあるとしている。

 同社は工事をやり直す方針を明らかにし、整備局と方法などを協議する。

 工事は関東大震災級の地震が起きた場合に滑走路の液状化を防ぐため、地中に管を通して土を固める薬液を注入する計画で、昨年五月から今年三月に実施。しかし、管を通すため機械で穴を開ける際、地中のコンクリート片や古タイヤなどの障害物に当たって予定の位置に達せず、薬液を計画値の5・4%しか注入できなかった。このため、データを改ざんして全て入れたように装って整備局に報告していた。

 松尾正臣(まさおみ)社長は横浜市内で会見し、「羽田空港利用者や関係者にご迷惑とご心配をかけ、心よりおわびします」と謝罪。問題の責任を取り、当初予定していた六月の株主総会の交代時期より前に社長を辞任し、代表権のない相談役に退く意向を示した。

 同社によると、データ改ざんにはいずれも現在は役員の前東京支店長と現支店長が関与。同社は、過去に同じ工法で、松山空港と福岡空港のほか、羽田空港の誘導路と千葉港の工事を実施しており、今後、弁護士を入れた調査委員会を設置し、データ改ざんの有無など工事に問題がなかったか調査する。

 C滑走路の地盤改良工事は東亜建設工業など三社でつくる共同企業体(JV)が三十二億九千万円で受注。整備局は四月下旬、JVから施工不良の疑いがあると申告を受けていた。

<東亜建設工業> 海上土木を主力とし、東京証券取引所第1部に上場する総合建設会社。設立は1920年。東京都新宿区に本社を置き、国内に支店を展開している。横浜ベイブリッジや中部空港、関西空港などの工事を手掛けた実績がある。シンガポール、インドネシアなどにも拠点を持つ。2015年3月期連結決算の売上高は1988億円、純利益は20億円。

(東京新聞)

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「神国」神話や「神風」神話。
「安全」神話や「誠実で忍耐強く、器用な日本人」神話
「侍」だの「武士道」なんて言うのも「神話」かな?
まさに「神話」の国ですね。
木と紙の国は「張りぼて」です。

転載元: ニュース、からみ隊


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