Quantcast
Channel: 持続可能な開発(水・土・廃棄物)
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2268

北朝鮮非難声明を採択=新たな挑発には追加制裁―中国も同調・安保理

$
0
0

北朝鮮非難声明を採択=新たな挑発には追加制裁―中国も同調・安保理

時事通信 4月17日(火)1時0分配信
 
 【ニューヨーク時事】
 
 国連安全保障理事会は16日午前(日本時間同日夜)、北朝鮮が行った人工衛星打ち上げ名目の長距離弾道ミサイル発射について会合を開き、「発射を強く非難」し、さらなる挑発行為を容認しないとする議長声明を全会一致で採択した。
 安保理はこの問題をめぐる13日の会合後、北朝鮮寄りの常任理事国・中国を含む全理事国の一致した見解として、「発射は安保理決議違反」という談話を出しており、声明採択は北朝鮮に対する新たな圧力となった。
 声明は米国が安保理メンバーでない日本、韓国と調整の上で作成。制裁対象の拡大にも言及した厳しい内容で、米国は中国と個別交渉の末に合意を取り付けた。
 ライス米国連大使は記者団に対し、初会合から4日目での迅速採択となったことについて、「国際社会が挑発行為は全く受け入れられないという明確なメッセージを一致して北朝鮮に送ったと言える」と強調。日本の西田恒夫国連大使は「これまでわが国が強く主張してきた内容と軌を一にするものと強く支持、歓迎している」と声明を評価した。
 ただ、北朝鮮はこれまで同国を非難する安保理決議や声明を拒否する姿勢を示してきており、同国の態度を転換させるような実質的効果は期待しにくい。
 声明は「たとえ人工衛星や宇宙船とみなしたとしても、安保理決議の重大な違反」と改めて指摘。新たな発射や核実験を強行した場合には、安保理が行動を起こすとし、追加制裁を示唆した。
 また、過去の安保理制裁で定めた禁輸品や資産凍結団体・人物について、対象を拡大する検討を行うよう安保理の下部組織・制裁委員会に求めている。議長声明は政治的重みで決議に劣るが、北朝鮮に対する極めて強い文言が採用された。 

【関連記事】
【動画】金主席生誕100周年、軍事パレード=史上最大規模、新型ミサイルの姿も
【旅】親子でアメリカ横断ドライブ第2弾~NASAやセドナへ
【特集】砲撃の島をゆく 台湾・金門ルポ
【特集】一からわかるミサイル防衛~テポドンは打ち落とせるか~
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120417-00000006-jij-int

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2268

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>