毎日新聞の記事です。
韓国:市民団体が「親日派」3090人発表で波紋 【ソウル堀山明子】韓国の歴史学者らでつくる市民団体「民族問題研究所」などは29日、「親日人名辞典」を作成し、掲載予定の第1次名簿3090人の名前と掲載理由を発表した。名簿には、朴正煕(パクチョンヒ)元大統領や大手新聞社、有名大学の創立者らが含まれており、波紋を広げている。 発表資料によると、1905年に朝鮮が外交権を奪われた日韓保護条約の前後から、植民地統治から解放される45年までの期間、「売国」者や日本帝国議会議員、官僚、警察など13分野に分けて「親日派」を選定。05年当時に首相だった李完用ら歴史上の人物が「売国」分野に含まれたほか、軍関係では日本軍中尉だった朴正煕元大統領も記載された。また、20~30年代に活躍した学会や言論界の組織幹部も対象となり、朝鮮日報社長や編集局長、東亜日報の創業者、梨花女子大や高麗大の総長の名前も挙がった。 辞典編さん作業は、植民地支配に至った韓国国内の問題点を研究する立場から4年前に着手。研究所側は会見で「歴史清算が目的で、(名簿の影響が)子孫にまで拡大するのは反対だ。我々は法的な問題を扱っているのではない」と述べた。 韓国では、植民地統治に協力した行為を調査する「反民族行為真相究明特別法」改正案が昨年末に成立し、5月から「親日行為」の基準づくりを行っている。また国会では、「親日派」が不当に所有した財産を子孫から回収する特別法制定の動きも出ている。 名簿について、与党・開かれたウリ党は「意味がある」と歓迎。一方、朴元大統領の長女、朴槿恵(パククンヘ)ハンナラ党代表は、「朴元大統領は功罪を均等に評価すべきだ。(市民団体側が)自らのわい曲に対し、歴史的に評価を受ける日が来る」と反発した。 毎日新聞 2005年8月29日 20時40分
ちなみに下は「親日派」のうちわけです。
売国行為者 ・・・ 133人 中枢院(朝鮮総督府の諮問機関) ・・・ 326人 日本帝国議会議員 ・・・ 11人 高等文官以上の官僚 ・・・ 1166人 警察 ・・・ 521人 尉官以上の将校 ・・・ 216人 判事・検事 ・・・ 201人 親日組織の幹部 ・・・ 467人 宗教・文化芸術・教育学術界 ・・・ 393人 マスコミ・出版界 ・・・ 59人 戦争協力者 ・・・ 207人 など13分野から選ばれたそうです(中央日報から抜粋)
韓国では「親日派=売国奴」ですから。一種の魔女狩りですね。
それにしても、併合時代はもちろん、独立後の韓国を支えてきたのもこのような「親日派」の人々なんですね。逆に勉強になります。
そして、日本が朝鮮から搾取ばかりしてきたという韓国の歴史認識に矛盾があることを教えてくれますね。世界で、植民地(この呼び名もおかしいけど)から国会議員を選出した国なんて日本だけです。