ISO9001:2008(JIS Q 9001:2008)の規格要求事項には
5.6マネジメントレビュー
5.6.1一般
トップマネジメントは、組織の品質マネジメントシステムが、引き続き、適切、
妥当かつ有効であることを確実にするために、あらかじめ定められた間隔で
品質マネジメントシステムをレビューしなければならない
このレビューでは、品質マネジメントシステムの改善の機会の評価、並びに
品質方針及び品質目標を含む品質マネジメントシステムの変更の必要性の評価
も行わなければならない、とあります
品質方針及び品質目標を含む品質マネジメントシステムの変更の必要性の評価
も行わなければならない、とあります
つまり定期的に「マネジメントレビュー」という見直しをおこなう必要がある
ということです
ということです
うちではこのマネジメントレビューを年2回実施します
半期と期末のタイミングで実施します
半期と期末のタイミングで実施します
又、マネジメントレビューへのインプット事項(報告事項)として
a)監査の結果
b)顧客からのフィードバック
c)プロセスの成果を含む実施状況及び製品の適合性
d)予防処置及び是正処置の状況
e)前回までのマネジメントレビューの結果に対するフォローアップ
f)品質マネジメントシステムに影響を及ぼす可能性のある変更
g)改善のための提案
b)顧客からのフィードバック
c)プロセスの成果を含む実施状況及び製品の適合性
d)予防処置及び是正処置の状況
e)前回までのマネジメントレビューの結果に対するフォローアップ
f)品質マネジメントシステムに影響を及ぼす可能性のある変更
g)改善のための提案
が挙げられています
具体的に何を用意するかというと
a)監査の結果では、内部監査/外部監査の結果報告、及びその後の有効性が確認が
できる資料を準備します
うちは年4回内部監査を実施しますので、マネジメントレビューでは2回分の
内部監査の結果報告が必要になります
内部監査の結果報告が必要になります
手際よく是正処置まで完了している部門は涼しい顔ができるのですが
マネジメントレビューの段階でまだ是正処置が終わっていない部門の責任者は
青い顔をしています
マネジメントレビューの段階でまだ是正処置が終わっていない部門の責任者は
青い顔をしています
内部監査の不適合の原因究明だけでなく、「何故是正処置が完了していないのか」
の原因究明のおまけが付いてくることもよくあります
の原因究明のおまけが付いてくることもよくあります
b)顧客からのフィードバックは、基本的にお客様からのクレームを分析した
ものを報告します
ものを報告します
業種が建設なので、お客様は施主(公官庁工事の場合は、発注者)になります
住宅の場合は、そのまま施主様になります
着工前から施工中、引渡し後までお客様から受けたクレームを分析しますが
この分析もだんだんと定型化してきたため、意外性に欠けます
又、公官庁工事は役所から評価点が送られてくるので、それの分析を
行います
行います
つづく