マンション管理組合全国ブログ連盟! satoru別館ブログ3
『マンション管理組合は、管理会社が主役なんですか?』
『マンション管理組合は、管理会社が主役なんですか?』
マンション管理業者の批判について(3)
委託管理費削減
委託管理費とは、マンション管理組合が委託管理契約を結んでいるマンション管理業者へ
月々定額で支払われているお金のことです。
目覚めた理事会がマンション管理業者と委託管理費を削減する話になると、
A、削減交渉に応じたマンション管理業者
目覚めた理事会の反応 ⇒ 「今まで騙されていた!」
B、削減交渉に応じないマンション管理業者
目覚めた理事会の反応 ⇒ 「管理会社を変えましょう!」
『B』は、仕方ないと思いますが、
『A』のようにマンション管理組合のことを考えてくれるマンション管理業者もあります。
しかし、目覚めた理事会の反応は意外と冷たいです。
これでは、マンション管理業者の担当者(フロントマン)も堪りませんよね!
理事の方々が過激になる前に注意すべきことがございます。
1、委託管理契約内容を全て把握している。
2、定期理事会にてマンション管理業者は、月次報告を確認している。
3、削減交渉の内容が『感情的 < 論理的』であること。
4、市況の契約金額を把握していること。
5、安くすることに執着しないこと。
6、第三者から見積もりをとること。(比較対象として)
7、交渉した理事会の翌月に回答を貰うこと。(即答は不可!)
8、決定金額は、理事会決議の経てから、総会決議を必要とする。
9、マンション管理業者は、委託管理費に変更があった場合は重要事項説明会を開催する。
10、上記のプロセスを経てから、理事長は契約書にサインをする。
11、契約書に記載された日付より変更金額が適用される。
このプロセスがなくて、直ぐに委託管理費を削減しなければ・・・
「マンション管理業者(管理会社)を変更するぞ!」
では、マンション管理業者(管理会社)も困ってしまいます。
ひとりの理事の感情的な行動では、説得力がありませんよね!
マンション管理業者(管理会社)を批判する前に理解しておいて下さいね!!