「香港人」を中国人と呼ばないで!
香港民主派、「40万人」デモ「それでも地球は回る」・・
中国の「民主化」は止まらない。
香港人は中国人なんかになりたくないと抗議している。
胡錦濤の腰ぎんちゃくの「梁振英氏」の香港の行政長官に反対
香港民主派、「40万人」デモ=新長官に反発-返還15周年
主催団体によると、デモ参加者は40万人で、昨年の返還記念日の約2倍に達した。
デモ隊は政府本部まで行進。梁長官の辞職を求めたり、政府と大企業の癒着を批判したりしたほか、中国湖南省の民主活動家、李旺陽氏の不審死について同国政府に徹底調査を要求した。
式典・就任式には胡錦濤国家主席ら中国の党・政府高官を含む約2300人が出席した。
「洗脳反対」…香港で教育の「中国化」に抗議デモ
中国の愛国教育は「洗脳」、香港の親たちデモ行進
中国への愛国心を養う新教科「国民教育」の学校教育への導入に反対するデモが行われ、ベビーカーを押す親たちなど主催者発表で9万人が参加した。
中国政府は「国民教育」が自国に対する誇りと帰属意識を高めるために重要だとしているが、デモに参加した活動家や学生、幼い子を持つ親たちは「中国のプロパガンダで子供たちが洗脳される」と強く反発している。
うだるような暑さの中、夫と2歳の娘を連れてデモ行進に参加した3児の母親は、「あからさまな洗脳だ」と憤りをあらわにした。「このカリキュラムには、中国共産党についてのバラ色の絵しか描かれていない。香港の学校に本土の計略を持ち込もうとしているにすぎない」
かつて英国の植民地だった香港では最近、中国政府に対する反感が強まっている。
先日も、香港と区別行政区トップである行政長官に親中派の梁振英(Leung Chun-ying)氏が就任し、胡錦濤(Hu Jintao)国家主席の前で宣誓を行ったことに対し、過去10年で最大規模のデモが起きたばかりだ。
香港大学(University of Hong Kong)が前月発表した世論調査では、「自分は中国国民」だと考える香港市民の数は、過去13年間で最低となり、多くが「自分は香港人」と思っているとの結果が出ている。
香港の警察当局は、29日のデモ参加者数を3万2000人としている。(c)AFP/Beh Lih Yi
香港40万人の大規模デモ 微妙な中国との距離感 住民感情悪化、愛国教育の批判
返還記念日の大規模抗議デモ
しかし、これまでも何回か取り上げたように、香港と中国の間には微妙な空気があります。胡錦濤国家主席も香港を訪れた香港返還15周年記念式典の際には、“隠れ共産党員”とも噂される親中派・梁振英氏の新行政長官就任に抗議して大規模な抗議デモが行われました。
香港民主派、「40万人」デモ=新長官に反発―返還15周年
主催団体によると、デモ参加者は40万人で、昨年の返還記念日の約2倍に達した。警察発表では、昨年より9000人多い6万3000人。しかし、デモ隊全員が集合地点の公園を離れるのに要した時間は昨年の2倍の約4時間に及んでおり、参加者数は昨年を大幅に上回ったとみられる。
式典・就任式には胡錦濤国家主席ら中国の党・政府高官を含む約2300人が出席した。胡主席は「『一国』の原則を堅持するとともに、『二制度』の違いを尊重する」とした上で、「一国二制度、香港人による香港統治、(香港の)高度な自治を実施するという中央政府の方針は全く揺るがない」と強調した。【7月1日 時事】
「反中デモ」認定 参加者は収容所送り
中国民主化デモ、参加の男女が収容所送りに
2人は江西省寧都県の宋寧生氏と曽九子さん。デモ参加後、陳情のため訪れた北京で拘束され、「香港でのデモ参加」などを理由に労働教育処分となった。公安当局は香港のデモを「反中デモ」と認定したという。香港での毎年7月1日のデモには最近、民主化や人権擁護を求める中国本土からの参加者も増えている。【7月28日 読売】
「返還で中国国民になったことを誇りに思わない」58%】
「中国人と呼ばないで」 香港、本土離れ急増
英国から中国に主権が返還されて15年が経過した香港で「中国の国民とは呼ばれたくない」と考える香港人が急増し、住民の意識に「中国離れ」が進んでいることが最新の世論調査で明らかになった。
中国の胡錦濤国家主席は今月1日の香港返還15周年記念式典で、「香港同胞の国家と民族に対する一体感と感情は日に日に増している」と述べ、中国本土と香港の関係を「血は水より濃い」と形容した。経済的にも関係が密接になった香港だが、中国本土に対する住民感情は悪化する一方で、「嫌中派」は確実に増えているようだ。
「教育に名を借りた洗脳だ」
「再び紅衛兵を作るのか」香港で愛国教育に反発
香港の小中学校で9月の新学期から順次導入される、中国国民としての愛国心育成を狙った「道徳・国民教育科」への反発が強まっている。
29日には生徒や保護者、教職員らによる反対デモが予定され、参加者は1万人を超すとの予測も出ている。
資料は、中国事情を紹介した全34ページの冊子で、「(共産党は)進歩的で無私で団結した執政集団」「(米国では)政党間の争いが人民の災いとなる」などの記述が並び、負の側面に言及したのは2ページ程度に過ぎない。市民からは「教育に名を借りた洗脳だ」「再び紅衛兵を作るのか」と批判が噴出した。【7月28日 読売】
主権を有する中国の立場に立てば、中国システムの優位性を主張するのは当然とも言えます。世界における中国の政治・経済的地位は、香港が返還された15年前とは全く異なります。現在の中国には強烈な自信に溢れています。世界経済への窓口としての香港の役割も、上海などが成長した今は薄れています。中国がいつまで香港の自己主張を許容するのか、ちょっと危ういものを感じます。 -碧空-