1 放射能濃度測定結果
(1) 試料採取
1月9日
日明積出基地、新門司工場、日明工場、皇后崎工場、響灘西地区廃棄物処分場
(2) 測定方法
放射能濃度等測定方法ガイドライン(環境省)
(3) 各測定項目の検出下限値
各媒体の放射能濃度の検出下限値は以下のとおりである。
排ガス:2Bq/m3
主灰、飛灰(薬剤注入後)、排水処理汚泥、溶融スラグ、溶融メタル:10Bq/kg
溶融スラグ溶出試験、排水処理施設(原水)、排水処理施設(処理水):5Bq/L
周辺海水:1Bq/L
なお、「不検出」とは検出下限値未満を表す。
(4) 測定結果
各媒体の放射能濃度の管理目標値は、以下のとおりであり、いずれも管理目標値を大きく
下回った。
■身の回りにある放射性物質
○人体中の放射性物質:約7000Bq(カリウム40、炭素14他)
○食べ物(1kg)中のカリウム40(放射性物質)の量(Bq/kg)
干ししいたけ700、ほうれん草200、魚100、牛乳50、米30
○一般環境中に存在する放射性セシウム
◇土壌のセシウム137:83~200Bq/㎡(0.62~2.5Bq/kg)
(福岡市)
◇海水のセシウム137:0.0012Bq/リットル(門司沖)
■放射性セシウムの濃度の目安となる基準
○食品の新たな基準値(Bq/kg)
一般食品100、乳幼児食品50、牛乳50、飲料水10
○クリアランスレベル:100Bq/kg
「放射性物質に汚染されたものとして扱う必要のないもの」として定められたもの
○人体中の放射性物質:約7000Bq(カリウム40、炭素14他)
○食べ物(1kg)中のカリウム40(放射性物質)の量(Bq/kg)
干ししいたけ700、ほうれん草200、魚100、牛乳50、米30
○一般環境中に存在する放射性セシウム
◇土壌のセシウム137:83~200Bq/㎡(0.62~2.5Bq/kg)
(福岡市)
◇海水のセシウム137:0.0012Bq/リットル(門司沖)
■放射性セシウムの濃度の目安となる基準
○食品の新たな基準値(Bq/kg)
一般食品100、乳幼児食品50、牛乳50、飲料水10
○クリアランスレベル:100Bq/kg
「放射性物質に汚染されたものとして扱う必要のないもの」として定められたもの
■日常でみられる放射線被ばく線量
○日本における自然放射線(年間):1500μSv(世界平均2400μSv)
〔内訳〕宇宙線から290、食物から220、空気中のラドン等から590、
大地から380μSv
○歯科のレントゲン撮影:10~30μSv
○胸のX線集団検診:50μSv
○胸部X線コンピュータ断層撮影検査(CTスキャン1回):6900μSv
○日本における自然放射線(年間):1500μSv(世界平均2400μSv)
〔内訳〕宇宙線から290、食物から220、空気中のラドン等から590、
大地から380μSv
○歯科のレントゲン撮影:10~30μSv
○胸のX線集団検診:50μSv
○胸部X線コンピュータ断層撮影検査(CTスキャン1回):6900μSv
■大気中の放射線量(μSv/時)
北九州市0.07~0.10、石巻市0.058、仙台市0.060 μSv/時
■放射線量の目安となる基準
クリアランスレベルを算出するための放射線量の目安値:10μSv/年
○一般公衆の1年間の線量限度である1000μSv(医療は除く。※国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告)の100分の1の値
○自然界の放射線レベルに比較して十分小さく、また、人の健康に対するリスクが無視できる線量