生き物たちの楽園! 「響灘ビオトープ」が平成24年秋オープン!
長い年月をかけて廃棄物処分場跡地にできた「響灘ビオトープ」は、日本最大級のビオトープとして、平成24年度10月6日に正式オープンしました。
生物の保全の観点より、お弁当を含む食べ物の持ち込みはできません。園内にはランチスペースなどもございませんのでご注意ください。
自然環境を保全しながら、生物の多様性の確保その他の自然環境保全に関する学習など、見て楽しみながら学べるところです。
生き物の生活空間を垣間見る気持ちでそっとご覧いただければと思います。
生き物の生活空間を垣間見る気持ちでそっとご覧いただければと思います。
響灘ビオトープ
響灘ビオトープとは
廃棄物の埋め立て後にできたデコボコの地形が、湿地や淡水池、草原などの多様な環境を生み、さまざまな生物が生息するようになりました。
これまで、237種におよぶ鳥類や、284種の植物などが確認されています。
その中には、メダカやベッコウトンボ、チュウヒなど絶滅危惧種に指定されている希少な生物の姿もあります。
これまで、237種におよぶ鳥類や、284種の植物などが確認されています。
その中には、メダカやベッコウトンボ、チュウヒなど絶滅危惧種に指定されている希少な生物の姿もあります。
広大な草原にしか見えないところも、目をこらすとそこにはさまざまな生き物が生活をしています。
姿は見えなくても力強く響く鳥たちの声、昆虫の羽音。
そして、風にそよぐ葉のざわざわした音。
姿は見えなくても力強く響く鳥たちの声、昆虫の羽音。
そして、風にそよぐ葉のざわざわした音。
希少な生き物だけでなく、どこでも見ることのできる生き物もそれぞれがここで生活しています。
響灘ビオトープの池の様子
響灘ビオトープの生き物たち
ここで暮らす生き物はどこから来たのでしょう?
鳥は羽がある。昆虫も羽がある。
カエルやメダカには羽がない。ではどうやって?
ビオトープで生き物に出会って、声を聞いてみてください。
鳥は羽がある。昆虫も羽がある。
カエルやメダカには羽がない。ではどうやって?
ビオトープで生き物に出会って、声を聞いてみてください。
施設について
- 施設の名称 北九州市響灘ビオトープ
- 所在地 北九州市若松区響町一丁目 電話 093-751-2023
- 入園料 一般100円、小・中学生50円(ネイチャーセンター入館無料、園内有料)
※団体料金(30人以上)一般80円、小・中学生40円 - 開園時間 9時~17時(入園は16:30まで)
- 休園日 毎週火曜日(ただし、火曜日が祝日の場合は翌日)
- 駐車場 無料(普通車65台)
- アクセス 若松駅から車で約20分、小倉駅から車で約30分(都市高速利用)
- 面積 約41ha
- 施設 ネイチャーセンター(展示室、講義室、トイレ等)
観察デッキ、野鳥観察施設、見晴らし台など
響灘ビオトープ周辺地図
ネイチャーセンター外観
野鳥の観察(昨年度仮オープン時エコツアー)
目の前に広がる生命の循環を感じよう
水辺の鳥たちにそっと近づいてみよう
湿地
観察デッキ、野鳥観察施設から水辺をのぞいてみてください。
ヨシなどが繁茂する池には時折、水鳥が現れます。驚かさないように、そっと見てみましょう。
ここには、鳥が運んできた(一説です)メダカも生息しています。
観察デッキ、野鳥観察施設から水辺をのぞいてみてください。
ヨシなどが繁茂する池には時折、水鳥が現れます。驚かさないように、そっと見てみましょう。
ここには、鳥が運んできた(一説です)メダカも生息しています。
見晴らし台からビオトープ全体を見渡そう
砂礫地
コアジサシの繁殖を目指し、約1haに砂の上に貝殻をまいて営巣地を作りました。
※コアジサシ:チドリ目カモメ科 夏鳥として飛来する。
コアジサシの繁殖を目指し、約1haに砂の上に貝殻をまいて営巣地を作りました。
※コアジサシ:チドリ目カモメ科 夏鳥として飛来する。
草原
ミサゴの営巣地としてポールの上に巣を設営しています。
※ミサゴ:タカ目ミサゴ科 留鳥。魚を捕らえる姿は圧巻。
ミサゴの営巣地としてポールの上に巣を設営しています。
※ミサゴ:タカ目ミサゴ科 留鳥。魚を捕らえる姿は圧巻。
ビオトープへのはじめの一歩はここから
ネイチャーセンター
響灘ビオトープに生息する生き物や、ビオトープができるまでなどをパネルなどでわかりやすく展示しています。
見どころの最新情報もお知らせしています。
ネイチャーセンターで情報を入手してから園内をお楽しみください。
響灘ビオトープに生息する生き物や、ビオトープができるまでなどをパネルなどでわかりやすく展示しています。
見どころの最新情報もお知らせしています。
ネイチャーセンターで情報を入手してから園内をお楽しみください。
※ネイチャーセンター入館は無料。ビオトープ園内入園はネイチャーセンター内でチケットをお買い求めの上、ご入園ください。
観察デッキ
見晴らし台
ミサゴポール
ビオトープを守っていくために
ビオトープの主役は自然の力だけで生きる動植物。
「私たち人間が生き物の生活空間に足を踏み入れている」という気持ちでそっと見守ってください。
環境を悪くすること・・・
ゴミのポイ捨て(ゴミはお持ち帰りください)
食べ物の持ち込み
花火、たばこなどの火気
自転車やバイクなどの乗り入れ
釣りやボール遊び 等
食べ物の持ち込み
花火、たばこなどの火気
自転車やバイクなどの乗り入れ
釣りやボール遊び 等
動植物の生態を脅かすこと
外部の生き物の持ち込み
動植物の採取
ペットを連れての入園
生き物へのえさやり 等
動植物の採取
ペットを連れての入園
生き物へのえさやり 等
このようなことはご遠慮ください。
湿地の様子