日中の武力衝突は可能性は…日中の戦闘機を比較(1)
カナダ軍事誌『漢和ディフェンスレビュー』は、日本と中国の空中の戦力は過去10年間、航空機の品質の面で、同世代航空機の競争の時代に入ったと論じた。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。以下は同記事より。
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中国空軍の第3世代戦闘機の数はすでに日本を上回った。これは国土面積によるもので、中国の空域は日本をはるかに上回る。しかし、東シナ海で起こりうる空戦において、同空域が収められる戦闘機・攻撃機の数には限りがある。
■早期警戒機:日本に豊富な使用経験
日本は早期警戒機の数で優勢を占める。日本は現在、4機のE−767と13機のE−2C早期警戒機を持つ。中国空軍・海軍の戦略早期警戒機には、4機のKJ−2000、4+1機のKJ−200が含まれる。中国空軍の早期警戒機の増加により、この差は縮められるだろう。
技術面において、中国の2種の早期警戒機はフェーズドアレイレーダーを採用している。一方でNATOおよび日本のE−767は、旧式のAN/APY−2機械走査レーダーを採用している。この点を見る限り、中国の早期警戒機は日本に負けておらず、スキャニング速度がより高速だ。
総合的な技術能力、統合運用能力を見ると、NATOの早期警戒機は開発の歴史が長く、ロシア製・中国製の同類の早期警戒機の技術より信頼性が高い。
中国空軍の早期警戒機の能力は大きな進歩を実現しているが、使用経験面では航空自衛隊に劣る可能性が高い。後者は1983年に早期警戒機の配備を開始した。(つづく)(編集担当:米原裕子)
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