地下水の保全で大野市に環境大臣賞 日本水大賞、行政機関は北陸3県初
- 第14回 日本水大賞 受賞活動のご紹介 -
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(2013年4月11日午後6時48分)
福井県大野市の地下水保全に関する取り組みが、第15回日本水大賞の環境大臣賞に選ばれた。保全に向け行政と市民が一丸となった活動や、地下水を利用した特産品の支援、湧水文化の再生を通じた地域づくりなどが評価された。同大賞の行政機関の受賞は北陸3県で初。授賞式は7月2日、東京都の日本科学未来館で行われる。
日本水大賞は、水循環の健全化に努めた個人や団体を顕彰する目的で1998年に創設された。環境や河川の専門家らで組織する日本水大賞委員会が主催、日本河川協会が事務局となっている。今回は全国から185件の応募があった。同大臣賞は最高賞の大賞に次ぐ六つの大臣賞の一つ。
市は70年代から地下水の保全活動を進めてきた。2005年に策定した地下水保全管理計画では、地下水が地域共有の財産であるとの理念や、具体的な地下水位の数値目標を掲げ、全国でも先進的な施策に取り組んだ。
11年には「越前おおの湧水文化再生計画」を策定。水枯れした湧水地の再生や名水を利用した食品のブランド化など、市と住民が一体となり湧水文化の継承に努めている。小学校での地下水をテーマにした環境教育や、湧水にすむ生物の保全活動も実施。3月27日には、湧水池「義景清水」がある同市泉町の義景公園の整備を終え、住民と児童がかつて生息していたイトヨの復活を願い、放流した。
岡田高大市長は「価値ある賞をいただきうれしい。再生計画や水保全の条例制定など、未来の子どもたちのための取り組みが評価された。市民の自信、誇りにつながると同時に、先人の努力に感謝している」と話している。
日本水大賞は、水循環の健全化に努めた個人や団体を顕彰する目的で1998年に創設された。環境や河川の専門家らで組織する日本水大賞委員会が主催、日本河川協会が事務局となっている。今回は全国から185件の応募があった。同大臣賞は最高賞の大賞に次ぐ六つの大臣賞の一つ。
市は70年代から地下水の保全活動を進めてきた。2005年に策定した地下水保全管理計画では、地下水が地域共有の財産であるとの理念や、具体的な地下水位の数値目標を掲げ、全国でも先進的な施策に取り組んだ。
11年には「越前おおの湧水文化再生計画」を策定。水枯れした湧水地の再生や名水を利用した食品のブランド化など、市と住民が一体となり湧水文化の継承に努めている。小学校での地下水をテーマにした環境教育や、湧水にすむ生物の保全活動も実施。3月27日には、湧水池「義景清水」がある同市泉町の義景公園の整備を終え、住民と児童がかつて生息していたイトヨの復活を願い、放流した。
岡田高大市長は「価値ある賞をいただきうれしい。再生計画や水保全の条例制定など、未来の子どもたちのための取り組みが評価された。市民の自信、誇りにつながると同時に、先人の努力に感謝している」と話している。
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【表彰式・受賞活動発表会】のようすはこちら
■日本水大賞 ■ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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■日本ストックホルム青少年水大賞■ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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