歴史
- 1933年(昭和8年) - 中河内郡大正村南木本・太田地区の農地埋め立てにより東西700m、南北300mの芝生張滑走路が設けられ、阪神飛行学校が設立、民間機パイロットの養成訓練開始。なお、開校年については、下記八尾市立図書館HPや『日本民間航空史話』(日本航空協会)では1938年(昭和13年)とあり、陸上自衛隊八尾駐屯地HPでは1934年(昭和9年)とある。
- 1939年(昭和14年) - 軍専用飛行場となり、大正飛行場と改称。
- 1943年 - 1944年
- 1944年(昭和19年)7月 - 京阪神防空のため編成された帝国陸軍の第11飛行師団司令部が置かれ、また二式単戦「鍾馗」、四式戦「疾風」装備の飛行第246戦隊・第246飛行場大隊が置かれた。
- 1945年(昭和20年) - 米軍によって一時接収され、ヘリコプター部隊が使用。三角地(現ターミナルエリア)での農耕が始まる。
- 1952年(昭和27年) - 阪神飛行場と改称し一部民間での使用開始。
- 1954年(昭和29年) - 米軍が撤退、日本政府に全面返還。
- 1956年(昭和31年)3月31日 - 八尾飛行場と改称し全国初の民間飛行場として使用開始。
- 1961年(昭和36年) - 空港整備法による第二種空港に指定。
- 1969年(昭和44年) - 海上保安庁第五管区海上保安本部八尾航空基地設置。
- 1970年(昭和45年) - 大阪市消防局航空隊基地設置。
- 1984年(昭和59年) - 八尾南駅北側にあった旧エプロンが廃止され、新たに整備された現ターミナル地区へ移転。
- 1987年(昭和62年) - 固定翼エプロン増設。A滑走路改良工事。
- 1994年(平成6年) - B滑走路改良工事。
- 2004年(平成16年) - 海上保安庁第五管区海上保安本部八尾航空基地が、関西空港海上保安航空基地への再編に伴い廃止。
- 2006年(平成18年)5月11日 - B滑走路隣接民有地に、航空法が定める高さ制限を越える建造物の築造があり、撤去作業のため6月12日まで閉鎖。
- 2007年(平成19年)2月13日 - 阪急ホールディングス・阪神電気鉄道の経営統合に伴う事業の一環として、阪神タイガースヘリコプターの披露式典が行われた。
- 2008年(平成20年)8月19日 - 同空港に着陸しようとした第一航空の小型機が機体トラブルのため、八尾市内の大阪外環状線弓削交差点東側の市道に緊急着陸。乗っていた2人が軽傷を負う事故が発生した。
配備航空機
- 陸上自衛隊
- 大阪府警察航空隊
- 大阪市消防局航空隊
八尾空港
八尾空港は、大阪府の中央部JR大阪駅から約20kmの八尾市を中心とする河内平野に位置しており、空港の東3kmには南北に生駒山系、南1kmには大和川が東西に流れ大阪湾に注いでいます。
概況空 港 種 別/その他の空港 設置管理者/国土交通大臣 標 高/10m 面 積/70ha 滑 走 路/1,490m×45m 1,200m×30m 運 用 時 間/11.5時間 利 用 時 間/8:00~19:30 沿革1954年 (昭和29年) 8月八尾空港日本政府に全面返還 1960年 (昭和35年) 7月供用開始 (A滑走路1490m×45mB滑走路1200m×30m) 1961年 (昭和36年) 5月第2種空港に指定 1984年 (昭和59年) 4月新ターミナル地域供用開始 概況写真 | |
出先機関八尾空港事務所 〒581-0043大阪府八尾市空港2丁目12 TEL:072(992)0031 FAX:072(993)2240 本局組織(八尾市駐在)航空機検査官 〒581-0043 大阪府八尾市空港2丁目12(八尾空港事務所内) TEL:072(992)7983 FAX:072(993)2240 地図データ ©2013 Google, ZENRIN - |