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Channel: 持続可能な開発(水・土・廃棄物)
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[転載]大豆の生産も増えた

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    朝鮮の大豆は世界的逸品
    仁川から移出する『竜山大豆』が白眉


京城日報 1931.10.3(昭和6年)(韓国併合から21年)
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/das/jsp/ja/ContentViewM.jsp?METAID=00718924&TYPE=HTML_FILE&POS=1 (神戸大学付属図書館)


  朝鮮における大豆は気候風土に適し、その栽培は遠い昔から行われ、特に朝鮮北部地方で多く生産されていたが、日韓併合以来その栽培に当局の積極的な指導と奨励が行われた結果、今日においては朝鮮全道を挙げて400万石以上の大豆を生産するに至っている。

  そして、仁川港から移出する竜山大豆は現在の朝鮮輸移出大豆の白眉であり、又母祖とも称され、その数量が比較的多いこと、また品質が優れている点において、大阪府民の好物である絹漉し豆腐などはほとんどこの大豆を原料としており、今や内地・本道はもちろん、四国、九州遠くは沖縄方面まで需要を喚起しているという勢いである。

  特に安辺大豆は総て一粒選別であって特大玉また手選別の一等品が多く、神戸からハワイ方面まで輸出されている特殊品であって、実に大豆は朝鮮における世界的特産品といってよい。

  その他忠清南北から黄海道方面の大豆も近年はめきめきと品質の改良が行われ、味噌、醤油、氷豆腐等の原料として内地需要家の好評を博し、仁川港の輸移出は年ごとに増加する一方である。



転載元: 日韓近代史資料集


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