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[転載]ブライダル市場に関する調査結果 2013

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~婚姻件数は伸び悩み、「なし婚」層の増加が進む、企業は成長戦略の見直しも~

2013年01月24日
(詳細はこちら)
 
 
 
◆ 2012年のブライダル関連市場規模は前年比98.3%の2兆6,170億円の縮小の見込
円高による新婚旅行や結婚情報サービスの寄与は限定的

ブライダル関連市場規模(主要6分野)は2009年以降縮小傾向にあり、2012年は前年比で98.3%の2兆6,170億円を見込む。この背景にはブライダル関連市場の中で5割以上の構成比を占める挙式・披露宴・披露パーティ市場の落ち込みが挙げられる。昨今の円高による新婚旅行市場の拡大や震災以降会員が増加している結婚情報サービス市場の拡大はプラス要因であるが、いずれも市場全体を押し上げるほどではないのが現状である。

◆ 2012年の挙式・披露宴・披露パーティ市場規模は前年比98.6%で縮小の見込、
婚姻件数の伸び悩みや「なし婚」層の増加、1組あたりの価格低下が影響

2012年の挙式・披露宴・披露パーティ市場規模は、前年比98.6%の1兆4,300億円の見込である。婚姻件数の伸び悩みや「なし婚」層の増加が進んでおり、挙式披露宴施設は供給過多の状態となっている。競合の激しい地域における事業者間の値引き競争や、主に近年参入した送客エージェントによる価格訴求型の挙式や披露宴の販売が折からの消費者の低価格志向と相俟って、1組あたりの価格低下の一因となっている。
 
 
挙式・披露宴・披露パーティ市場の概況と予測
 2011年の挙式・披露宴・披露パーティ市場規模は事業者売上高ベースで前年比95.6%の1兆4,500億円であり、2012年は同98.6%で1兆4,300億円の縮小を見込む。
 従来は挙式披露宴施設の新規出店は一定の収益を見込めたため、成長戦略の主軸として各事業者は積極的に新規出店を行ってきたが、婚姻件数の伸び悩みや、いわゆる挙式や披露宴を行わない「なし婚」層が増えたことで、施設自体はすでに供給過多の状態となっている。こうした状況であるにもかかわらず、新規出店はつづき、既存施設のリニューアルによる販売促進も継続していることで事業者間の競合が加速している。
 また昨今では送客エージェントの影響も同市場において無視できない状況になりつつある。送客エージェントはインターネットや相談デスクを介してホテルやレストランなどの婚礼施設で予約の入りにくい日取りや直近で空いている会場を低価格で紹介・販売する仲介業(一部プロデュース業を含む)であるが、こうした仲介サービスにより施設運営者側が、結果として低価格販売を活発化させる動きとなっている。
 こうした新サービスは消費者の選択肢を広げるという側面がある一方で、折からの消費者の低価格志向と相俟って1組あたりの価格低下の一因となっている。
 今後は一部の有力ホテルや式場、ゲストハウスにおいては、堅調な業績が予想される一方で、企業の成長戦略であるはずの新規出店は苦戦を強いられるケースも想定される。また婚姻件数の伸び悩みや主に地方におけるゲスト数減少といった状況にあるなか、1組あたりの価格低下が当面継続するものと考えられることから、2013年の挙式・披露宴・披露パーティ市場規模は前年比98.6%の1兆4,100億円と縮小傾向を予測する。
 
 
 

 

転載元: 婚活~結婚式 写真も含めて応援します


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