除染で取り除いた土壌等の管理>中間貯蔵施設について>中間貯蔵施設に関する説明会の開催について
環境省は、復興庁を始めとする関係省庁と連携し、5月31日(土)から6月15日(日)にかけて、福島県内外において、計16回(県内10回、県外6回)にわたり、双葉町及び大熊町の町民の皆様等を対象に、中間貯蔵施設に関する説明会を開催することといたしました。
開催日時及び開催場所
- 下記、会場・日程一覧をご参照ください。
※対象者の方々は、いずれかご都合の良い会場に出席可能。
対象者
- 双葉町及び大熊町の町民の方々。
- 中間貯蔵施設候補地内に不動産をお持ちの方々(法人事業主の方々を含む)。
出席省庁
- 環境省、復興庁、内閣府、資源エネルギー庁 等
住民説明会 会場・日程一覧
説明資料
- 除染土壌などの中間貯蔵施設について [:2.3MB]
- 中間貯蔵施設に係る土地への対応、生活再建・地域振興策等について [:349KB]
中間貯蔵施設について
除染で取り除いた土や放射性物質に汚染された廃棄物を、最終処分をするまでの間、安全に管理・保管するための施設です。
福島県では、除染で取り除いた土や放射性物質に汚染された廃棄物の量が膨大となるため、現時点で最終処分の方法を明らかにすることは困難です。
このため、福島県で発生した、除染で取り除いた土や放射性物質に汚染された廃棄物を、最終処分するまでの間、安全に集中的に管理・保管するための中間貯蔵施設を福島県内に設置することとしています。
中間貯蔵施設には、貯蔵や減容化のための施設の他、空間放射線や地下水のモニタリング(監視)、情報公開、効果的な減容化技術の研究開発・評価のための施設も併設する予定としています。
中間貯蔵施設には、貯蔵や減容化のための施設の他、空間放射線や地下水のモニタリング(監視)、情報公開、効果的な減容化技術の研究開発・評価のための施設も併設する予定としています。
- 中間貯蔵施設の規模・貯蔵されるもの
- 中間貯蔵施設を構成する主な施設
- 中間貯蔵施設のイメージ
- 中間貯蔵施設に係わるこれまでの動き
- 中間貯蔵施設安全対策検討会および中間貯蔵施設環境保全対策検討会
- 中間貯蔵施設の調査について(ハンドブック) [:2.1MB]
- 除染土壌などの中間貯蔵施設について [:2.3MB]
中間貯蔵施設の規模・貯蔵されるもの
施設全体の規模
- 容量(推計) 約1,500万~2,800万m³ (東京ドーム(124万m³)の約12~23倍)
- 敷地面積(推計) 約3km²~約5km²
※なるべく早く搬入を開始するため、完成した部分から順次供用を開始する
中間貯蔵施設に貯蔵されるもの
- 除染に伴い生じた土壌、草木、落葉・枝、側溝の泥等(可燃物は原則として、焼却して、焼却灰を貯蔵)。
- 上記以外の廃棄物(廃棄物1㎏当たり放射能濃度が10万ベクレルを超えるものを想定。可燃物は原則として、焼却して、焼却灰を貯蔵。)
※いずれも、福島県内で発生したものに限る
中間貯蔵施設を構成する主な施設
受入・分別施設
- 重量計算、放射性測定を行う
- 放射性物質の濃度や、可燃・不燃等に応じた分別を行う
貯蔵施設
- 土壌や廃棄物を貯蔵し、飛散や地下水汚染を防止する
減容化施設
- 除染で発生した草木・汚泥等の焼却施設
- その他の減容化施設(ふるいわけなどを今後検討)
常時モニタリング施設
- 空間放射線や地下水のモニタリング(監視)を行う
研究等施設
- 貯蔵する土壌や廃棄物の減容化技術、高濃度分離技術等の研究開発や実証を行う
情報公開センター
- 施設の運営について透明性を確保し、広く情報発信する
中間貯蔵施設のイメージ
※本イメージ図は現時点で想定される施設・構造の例を示したものであり、実際の施設・構造は変わりうるものです。