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Channel: 持続可能な開発(水・土・廃棄物)
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20140925リスクマネジメントへの取り組み無料ATCセミナー

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リスクマネジメントへの取り組み
~一般社団法人 日本リスクマネジャネットワーク(JRMN)の活動紹介~
 

 リスク管理を旨とする「土壌汚染対策法」と社会認識とのギャップが顕在化しています。
 社会の意思決定における科学技術の役割はたいへん大きいが、科学的な合理性と社会的な合理性という問題の調和、そこが乖離している問題をどう考えていくかが求められています。

 

 そこで、今回のセミナーでは、JRMNとの共催で、JRMN会員による「環境マネジメント」に関する大学での講義談及びある企業の「リスクマネジメント活動事例」の紹介をさせていただきます。
 また、当会員有志が係わる「東日本大震災復興」について、自らも東京電力福島第一原子力発電所からの避難者であり、関西県外避難者を支援する「東日本大震災復興サポート協会」代表理事 遠藤雅彦氏から、発災後の行動を振り返り、「地震・津波・原発事故を避ける中でどのような情報が意思決定を左右したか」避難防災上のリスクの観点から、その経験談を語っていただきます。ご興味のある方は、是非、お申し込みください。

 

 

日 時2014年9月25日(木) 14:00~17:00 (13:30より受付開始)
会 場ビオトープ・プラザ
(ATCビルITM棟11F おおさかATCグリーンエコプラザ内)
定 員60名 (先着順)
受講料無料
申 込おおさかATCグリーンエコプラザ ホームページ(http://www.ecoplaza.gr.jp)よりお申込みください
主 催
おおさかATCグリーンエコプラザビジネス交流会 水・土壌汚染研究部会
大阪環境産業振興センター(おおさかATCグリーンエコプラザ)実行委員会・ビジネス交流会
一般社団法人 日本リスクマネジャネットワーク(JRMN)
PDFのちらしはこちら → PDF
プログラム
 
講演1  「環境マネジメント講義の経験から」(50分)
一般社団法人日本リスクマネジャネットワーク 副代表 宇野 健一 氏
 
講演2  「企業におけるリスクマネジメント活動事例」(45分)
 JRMN会員 古沢 啓一 氏
 
講演3 
「大震災の経験から ~危険を避ける意思決定に役立った教えや記憶~」(45分)
東日本大震災復興サポート協会 代表理事  遠藤 雅彦 氏
 
質疑応答・意見交換 (25分)
 
<下記はセミナーと直接関係がありません>
 
 
リスクマネジリスクマネジメントの基礎解説!
 
 
 
 
 
  
 
  リスクマネジメント英語: risk management)とは、リスクを組織的に管理(マネジメント)し、損失などの回避または低減をはかるプロセスをいう。
 リスクマネジメントは、主にリスクアセスメントとリスク対応とから成る(JIS Q 31000 「リスクマネジメント―原則及び指針」による)。さらに、リスクアセスメントは、リスク特定、リスク分析、リスク評価から成る。リスクマネジメントは、各種の危険による不測の損害を最小の費用で効果的に処理するための経営管理手法である。
 
 近年、リスクマネジメントは経営上で脚光を浴びており、「コンプライアンスからリスクマネジメントの時代へ」とも言われている。背景には、次の要因があった。
  • 2006年の会社法の施行により、株式会社では「損失の危険の管理に関する体制」を整備する必要ができた。
  • 2008年度から日本版SOX法が施行され、財務においてリスク管理体制の整備が求められている。
 どの会社でも、意思決定を行う際は、当然、リスクマネジメントを暗黙的に行っていたと思われるが、近年、リスクマネジメントに対する意識の高まりを受け、明示的に行われるようになった。民間企業では、例えば、環境リスクに特化したり、不正リスクに特化したりして、様々な種類のリスク因子を使って、より高度なリスクマネジメントを行うところが増えてきた。
 また、これに伴い、従来の危機管理部門を発展させ、リスクマネジメントに特化した専門部署を置くところも多くなってきた。
 
 
Risk and Control Impact Assessment.JPG
 
 リスクマネジメントとは、リスクを特定することから始まり、特定したリスクを分析して、発生頻度(発生確率、possibility)と影響度(ひどさ、severity)の観点から評価した後、発生頻度と影響度の積として求まるリスクレベルに応じて対策を講じる一連のプロセスをいう。また、リスクが実際に発生した際に、リスクによる被害を最小限に抑える活動を含む。
 大まかなプロセス:リスク分析によりリスク因子を評価し、リスク管理パフォーマンスを測定し、改善する(例えば、リスクの発生頻度や、リスク顕在化による被害を最小化するための新たな対策を取る)。保険などのリスク共有によって、リスク顕在化に備えることもある。これらのプロセスPDCAサイクルを採る。
 
 
 
 野球に置き換えて、リスクマネジメント考える
 
 リスク対応
リスク対応の種類には、リスクの回避、低減、共有、保有などがある。
リスク共有
リスクを他社と分割すること。リスクの転嫁、分散などがある。
  • リスク転嫁
    リスクが顕在化した場合の損失補償を準備すること。保険が掛けられる場合には、有効な対策の一つとなる。この場合、リスクを保険会社に転嫁(または移転)するともいう。
リスク保有
対策を何もしないこと。リスクを受容するともいう。発生頻度が低く、損害も小さいリスクに対して用いる。
 
 

事例

リスクマネジメントの甘さが指摘される事例とその対処例。
  • 社員管理の不徹底で顧客情報の漏洩が危惧される場合。
    情報セキュリティポリシーの策定、組織への徹底。
  • 大地震が想定される地域に、組織の重要な情報システム・意思決定機構が集中している場合。
    リスク分散(国家で言えば首都機能分散)。ディザスタリカバリ対処の検討準備。
  • 事故が予想される現場における、安全措置の不徹底。
    現場安全マニュアルの策定・遵守。
  • 緊急事態において、迅速な情報伝達・意思決定を行なう機構と訓練が不足している場合。
    緊急事態における迅速な対処および対処責任者の明確化、訓練の徹底。
    緊急事態対処訓練。身近な例では避難訓練などがある。
  • 製造業におけるリコール発生時の事前のマスコミ対策。
    常日頃から大量に広告を打ちマスコミが自主的に報道しないよう誘導する。
    改善後の品質向上を大きく取り扱ってもらう。
 
 
 

ATC(アジア太平洋トレードセンター)とは

ATC(アジア太平洋トレードセンター)全景イメージ ATC(アジア太平洋トレードセンター)は、大阪南港ベイエリアの大型複合商業施設です。
 ATCはITM棟とO’s(オズ)棟で構成され、多彩なショップやショールームがあります。
 ITM棟にはオフィスを中心に家具、インテリア、住宅機器や健康・環境をテーマにした施設などが並びます。
一方、O’s棟はレストラン、ショップ、アミューズメントなどの店舗で賑わいシーサイドならではの海が見える抜群のロケーションでお食事やショッピングなどが楽しめます。
またATCホールでは各種イベントが開催され、多数のお客様にご来場いただいています。

交通アクセス

 

●地下鉄とニュートラムご利用の場合

梅田・本町・心斎橋・なんば方面から地下鉄中央線「本町」からコスモスクエア経由で約18分
※地下鉄四つ橋線住之江公園から約16分「トレードセンター前」下車直結

●電車をご利用の場合

大阪・天王寺方面から環状線「弁天町」駅から地下鉄中央線に乗り換え
コスモスクエア経由で約15分「トレードセンター前」下車直結
地下鉄・ニュートラム路線図

●自動車ご利用の場合

<高速道路ご利用の場合>
 阪神高速湾岸線 神戸・大阪市内方面よりお越しのお客様は南港北出口にて高速道路をお降りください。
堺・和歌山方面よりお越しのお客様は南港南出口にて高速道路をお降りください。
※南港北出入口では南方面からの降り口がございませんので、ご注意ください。
高速道路図

<一般道路ご利用の場合>
 中央大通りから大阪港咲洲トンネル(有料)の利用が便利です。

一般道地図


●リムジンバスをご利用の場合

 関西国際空港からリムジンバス運行(約50分)。ハイアットリージェンシー大阪、ロビー玄関前が発着場所です。
※チケットはホテル・コンシェルジュ・デスクにて発売

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