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Channel: 持続可能な開発(水・土・廃棄物)
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セミナー土壌汚染紛争の予防と第三者評価の活用

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おおさかATCグリーンエコプラザビジネス交流会
水・土壌汚染研究部会セミナー(第60回)
 
土壌汚染紛争の予防と第三者評価の活用

 

 土壌汚染対策法が施行されて以来、土壌汚染や地中埋設物に関する紛争は大幅に増えています。紛争になりやすいポイントを知り、あらかじめ紛争を予防し、万が一紛争になった場合も有利に進められるよう準備しておくことが重要です。
 今回は、様々な土壌汚染関連の事案においてかっかくたる実績をお持ちの日本有数の井上治弁護士(牛島総合法律事務所)より、最近の土壌汚染紛争の傾向や、紛争を防ぐための方法についてご教示いただきます。
また、土壌汚染調査・対策について客観的に評価するLand-Eco土壌第三者評価について、紛争事例を含む評価事例や、土壌汚染紛争における第三者評価の効果について紹介します。
 
日 時2014年10月24日(金) 13:30~16:15 (13:00より受付開始)
会 場ビオトープ・プラザ
(ATCビルITM棟11F おおさかATCグリーンエコプラザ内)
定 員
60名 (先着順)
受講料
1,000円
(但し、行政担当者、おおさかATCグリーンエコプラザ出展企業、水・土壌汚染研究部会会員は無料)
申 込おおさかATCグリーンエコプラザ ホームページ(http://www.ecoplaza.gr.jp)よりお申込みください
主 催
おおさかATCグリーンエコプラザビジネス交流会 水・土壌汚染研究部会

大阪環境産業振興センター(おおさかATCグリーンエコプラザ)実行委員会・ビジネス交流会
特定非営利活動法人 イー・ビーイング Land-Eco土壌第三者評価委員会
PDFのちらしはこちら → PDF
 
プログラム
 
「土壌汚染紛争のいま~最新状況と予防法務」
 牛島総合法律事務所 弁護士  井上 治
   http://www.ushijima-law.gr.jp/attorneys/osamu-inoue
 
「Land-Eco評価でトラブル予防~第三者評価事例紹介」
●Land-Eco評価と事例の紹介
 特定非営利活動法人イー・ビーイング Land-Eco土壌第三者評価委員会 事務局長 八木 綾子
 
 
●土壌汚染紛争におけるLand-Eco評価の効果
  牛島総合法律事務所 弁護士 井上 治
    https://area18.smp.ne.jp/area/card/251/3jGWe7/M?S=sapa6nhr6k
 
 
 
Land-Eco土壌第三者評価システム
Land-Ecoとは
Land-Eco土壌第三者評価システムは、利害関係者(土壌調査・対策会社、土地所有者・使用者、不動産会社、金融機関、土地・住宅購入者、住民等)間の信頼づくりの支援、健全な土地取引の促進、安心できる生活環境の形成、自然環境の保全を目指し、第三者の立場から土壌調査・対策の適切性と結果の適合性を評価しています。
■Land-Ecoのシステム
 
●NPO法人イー・ビーイングが運営する「土壌第三者評価委員会」が、土壌調査・浄化会社が実施した調査・浄化対策の適切性とその結果の適合性を、決められた規約・基準・手順に従って評価し、「第三者評価報告書」を作成します。
 
●土壌第三者評価委員会は、関係者(土壌調査・浄化会社、土地所有者、不動産会社、マンション・住宅購入者、住民)からの「第三者評価報告書」の内容に対する苦情および情報開示依頼に対応します。
 
 
 
Land-Eco土壌第三者評価委員会 評価事例
 
事例1:地下水のVOC汚染に対してバイオ浄化と2年間のモニタリングが行われた案件
 モニタリングを終了するかについて対立となっていました。評価委員会が地下水汚染によるリスクは回避されたと評価したことにより、事業者(土地使用者)、地主、調査会社、行政の4者の対話が促進され、モニタリングを終了し解決しました。 詳しく見る
 
 
事例2:砒素汚染の原位地土壌洗浄を行い、土地売却後に高濃度の砒素汚染が発見され、係争となった案件
 売主の調査・対策が適切であったかどうかを評価しました。採用した浄化方法が不適切であったり、完了確認のための地下水調査の時期が早すぎるなど、不十分であると評価し、客観的で公正な裁判に寄与しました。 詳しく見る
 
 
事例3:油汚染が発見され、土地の売買契約の解除をめぐって係争となった案件
 油汚染の重大性について評価を行いました。日本では基準がない油汚染について、海外の基準を参考に評価し、公正な裁判に寄与しました。 詳しく見る
 
 
事例4:マンション敷地内で土壌汚染が発見されたものの、遺跡があり封じ込めが行われた案件
 評価委員会で健康影響は極めて小さいと評価し、この評価結果も踏まえて土壌汚染による土地の減価はないとの鑑定結果が出たことにより、住民も安心されました。 詳しく見る
 
 
事例5:砒素汚染が発見された案件
 表層は人為汚染であるものの、粘土層は土質や砒素の濃度分布から自然由来であると評価したことにより、過度な調査・対策を避け、コストも削減できました。 詳しく見る
 
 
事例6:木場跡地においてフッ素が発見された案件
 フッ素の分布状況や海面埋立地であることから自然由来であると評価したことにより、過度な調査・対策を避けるとともに、スムーズに土地を売却することができました。 詳しく見る
 
 
事例7:工場跡地でフッ素及びVOCが発見され、掘削除去と揚水が行われた案件
 調査・対策は適切であり、健康影響は極めて小さいと評価したことにより、周辺住民も調査・対策結果について納得されました。 詳しく見る
 
 
事例8:PCBによる土壌汚染が発見され、隣地の温泉付きマンションの購入者が温泉水の汚染を心配した案件
 適切に調査・対策が行われ健康リスクが小さいと評価したことで、隣地マンション購入者も安心されました。
 
 
事例9:砒素汚染が自然由来かどうかの評価を行った案件
 自然由来かどうかを判断するためには追加調査が必要であると評価したことにより、より正確な調査のきっかけとなりました。 詳しく見る
 
 
事例10: 掘削添加材を使用した工事の残土を分級・洗浄し、土砂は養浜土砂として利用し、洗浄排水は下水処理場にて処理する計画について評価した案件
 魚類や下水処理場への影響は極めて小さいと評価したことで、漁業関係者や周辺住民も安心し納得されました。
 
 
事例11:医療関係施設跡地で重金属汚染が発見され、掘削除去が行われた案件
 調査・対策が適切に行われていると評価したことにより、調査・対策の信頼性が高まり、調査機関や土地使用者に対する信頼も高まりました。 詳しく見る
 
セミナーの開催状況は下記をご確認願います。↓
 

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