(MSN産経ニュース 2012.9.6 00:06)
東証1部上場の
★ 特殊鋼メーカー「山陽特殊製鋼」(兵庫県姫路市)が
● 同市内の産業廃棄物最終処分場に鉄くずを不法投棄した
とされる事件で、同社は5日夜、記者会見を開き、
● 過去12年間で規定外の鉄くず173トンを投棄したことを明らかにした。
● 今年3月末に市から「不法投棄」と指摘を受けたが、
⇒ 6月末に市から再び指摘されるまで投棄を続けたという。
同社や市によると、処分場に投棄された鉄くずは、
鉄スクラップを溶かす電気炉で使用する耐火れんがを製作するための薄い鉄製の型枠。
耐火れんがが劣化するたびに型枠ごと廃棄しており、
平成11年12月以降、今年6月末までに耐火れんが計1050トンを処分場に投棄し、この中に鉄製の型枠173トンが混じっていたという。
★ 大井茂博取締役
「高温化で型枠はかなり劣化するため、『れんがくず』の一部と考えていたが、認識が甘かった。
3月末に市の指摘を受けて以降も処分先が決まらず、投棄を続けてしまった」