JA日向(福良公一組合長)
デタラメ融資で、4億円ドブに捨てる
(読売 2015年09月27日 09時33分)
JA日向(宮崎県日向市、福良公一組合長)が行った
パチンコ店運営会社への融資が焦げ付いたのは
当時の役員の職務怠慢が原因として、
組合員2人が
元正副組合長ら5人を相手取り、
回収不能となった
計約3億200万円を
同JAに支払うように求める
組合員代表訴訟を宮崎地裁延岡支部に起こした。
訴状によると、
JA日向は
▼ 2002年、
日向市内でパチンコ店を運営する会社に
4億8000万円を融資し、
▼ 07、08年にも同社と関連会社に
計1億4400万円を追加融資。
▼ 同社が不渡りを出した
09年にも6740万円を融資した。
同社は12年に破産。
融資計6億9140万円のうち、
約3億200万円が回収不能になった。
原告側は、
5被告が
農協法やJAの定款などに違反しているとして、
2人に2億976万円、
3人に9237万円の支払いを求めている。
JA日向は、
「民間の信用調査機関に依頼した結果、
融資先として問題はなかった。
不渡り後の追加融資は、
大口債権者として担保処理を有利に進めようとしたため」と説明。
原告の組合員男性は
「農家への貸し付け条件の厳しさと対照的な、
ひどい融資。
十分な説明責任も果たしておらず、
ずさんな実態を法廷で明らかにしたい」と話した。
日常茶飯事
氷山の一角
「農家への貸し付け条件の厳しさと対照的な、
ひどい融資。
十分な説明責任も果たしておらず、
ずさんな実態を法廷で明らかにしたい」と話した。
日常茶飯事
氷山の一角