【前編】より続くhttp://blogs.yahoo.co.jp/aquarapter/41571661.html
ちょうどこのチベット蜂起が起きた頃、
北京では、中国共産党の年に一度の最高権力機関
「全国人民代表大会」が開かれていました。
今年の人民大会では中国共産党が勝手に擁立した、
偽者のパンチェンラマ10世が18歳の誕生日を迎えて成人し、
中国共産党の最年少の大臣として就任する見通しが発表されました。
http://www.tibethouse.jp/news_release/2008/080213_pl.html
パンチェンラマ氏とは、ダライラマ法王に次ぐ、
チベット仏教の精神指導者の双璧であり、
後継者には血筋ではなく、
霊的な生まれ変わりが選ばれます。
パンチェンラマ氏は、
転生したダライラマ法王を認定する権限を持ちます。
そして前・パンチェンラマ10世が亡くなった後、
その生まれ変わりであるパンチェンラマ11世として
ダライラマ法王が認定した少年は、
6歳だった当時、1995年5月、認定から僅か3日後に、
中国共産党により拉致され、
その後の消息は一切不明となっています。
ダライラマ氏はご高齢です。
無宗教国家である筈の中国共産党が擁立する、
偽者のパンチェンラマ11世が、
次のダライラマ氏の偽者を立てれば、
チベット文化はその根底から崩壊する恐れがあるのです。
それこそが中国共産党の狙いです。
チベットにはもう後がないのです。
前・パンチェンラマ10世は、
中国共産党からの弾圧、14年間に渡る拉致・監禁・拷問にも耐え偲んだ後、
1989年の1月に、中国政府を激しく非難する演説を行い、
その翌日に突然亡くなりました。
中共政府は「心臓発作」と発表しましたが、怪しいものです。
このあまりに不可解なパンチェンラマ10世の突然死がきっかけで、
1989年、チベットで暴動が発生し、ラサに戒厳令が敷かれました。
そして当時、ラサに中共の役人として赴任していた責任者、
パンチェンラマ10世の死を見届け、
チベットでの暴動を徹底的に鎮圧したのが、
現・中国共産党最高権力者胡錦濤(コキントウ)です。
そして この同じ年の4月、
チベット仏教に一定の理解を示しながらも失脚した胡耀邦(こようほう)氏も、
パンチェンラマ氏の後を追うように他界します。
民主主義にも一定の理解を示していた胡耀邦(こようほう)氏の死去をきっかけに、
この同年、1989年6月4日に、かの悪名高き、近年稀に見る大虐殺、
民主主義を叫ぶ大勢の中国の若者達が、
装甲車に踏みにじられ、人民解放軍の露と消えた、
天安門事件 が起こるのです。
未だに中国共産党は「天安門事件」を激しく隠蔽しています。
中国国内ではインターネットの検索でも真実は出て来ません。
1989年以来と言われている今回のチベット蜂起。
人民解放軍の装甲車は、又もや、
罪もない、非暴力の僧侶や市民の列に突っ込みました。
後には100人ものチベット人たちが倒れていたともされています。
19年も経つのに、何も進歩していない・・・
いや、圧制はどんどん暴走する一方です。
今回の蜂起も、小さな出来事に見せかけるため、
実質的な「戒厳令」は口伝で出され、
情報は遮断され、密告させ拘束、かくまう者には処罰、一軒一軒をまわるしらみつぶしの摘発、
国外に出てくる画像・情報は中共政府が検閲操作している可能性が高く、
僧侶の格好をして暴れているが、その実、人民解放軍の兵士という恒例の捏造・・・
そして胡錦濤氏が、とうとう次のような声明を出しました。
チベット暴動、中国はダライ・ラマ派との「人民戦争」を宣言
[北京 16日 ロイター]
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-30846720080316
これは・・・事実上の
宣戦布告!
軍隊も持たない、非力な宗教国家の少数民族に対し、
強大な軍事国家が宣戦布告するとは・・・
恥を知れ!
最高権力者におさまった胡錦濤国家主席は、
容赦なく前回と同じ事を繰り返す事でしょう。
ダライラマ法王を政治犯として追い詰め、
今度こそ、
チベット民族の最期の息の根を止めようとするあざとい魂胆が丸見えです。
今、まさに、高地にひかれた青藏鉄道によって、
人民解放軍が大量に送り込まれ、チベットの聖地を蹂躙している事でしょう。
中国共産党の弾圧は徹底的です。
狂気さえ感じます。
圧倒的な力の差のある相手に対してこの仕打ち・・・
まるで恐怖にかられているかのようです。
何故でしょう・・・
中国共産党が最も恐怖しているものは、
実は皮肉にも、
自国内からの刃のようです。
国際社会からどんなに批判されようともお構いなし。
彼らが一番恐れるのは、恐らく内部から刃を向けられる事なのでしょう。
北京五輪は、どんなに海外の批判に晒されようと開こうとするでしょう。
何故なら、軍事力が強大となった中共を敵に回す国家は今や見当たらず、
ちょっと脚色した声明を国際社会に発信しておけばNo problem.
それよりも、
北京五輪の為に、経済成長の為にと、
住宅ごと叩き壊されて住む場所を追われ、奴隷のように扱われ、
人間としての尊厳を奪われた幾多の人々の蜂起が怖いのでしょう。
北京五輪という大義名分を失った時に、
国内から沸き起こるであろう反発は怖いでしょう。
1949年 中国共産党による建国以来 59年、
人民への弾圧・非道・殺戮・情報統制が積み重なる程に、
恐怖もまたどんどん倍増している事でしょう。
それ故、彼らは絶対的な力を持つ人民解放軍を懐に抱えているのです。
自国民に対する懐刀として・・・
ダライラマ氏は、堂々と国連への公式な調査を要請しました。
しかし国連はチベットからの悲痛の声を無視し続けてきました。
よもや国連常任理事国に中国共産党が居座る限り、
国連は虐殺にお墨付きを与えて幇助しているようなものです。
中国共産党を国連常任理事から除名しろ!
その代わりに平和国家である日本が着任した方が適任です。
殺戮国家の暴走を止められない国連などいりません。
そして国連原理主義者であり媚中・韓である
小沢一郎氏率いる民主党
こんな政党が議席を占めている現在、
チベットは明日の日本である事は明白です。
日本よ もっと強かになれ!
関連過去記事:
中国はいかにチベットを侵略したか
http://blogs.yahoo.co.jp/aquarapter/34207037.html
中国3勢力が五輪破壊計画!?!?
http://blogs.yahoo.co.jp/aquarapter/34935368.html
チベットに愛の手を:
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
http://www.tibethouse.jp/home.html
チベット・サポート・ネットワーク・ジャパン
http://www.geocities.jp/t_s_n_j/index.html
参照HP:
「世界最年少の政治囚」パンチェン・ラマ11世救出キャンペーン(TSNJ)
http://www.geocities.jp/t_s_n_j/panchen_lama/
ちょうどこのチベット蜂起が起きた頃、
北京では、中国共産党の年に一度の最高権力機関
「全国人民代表大会」が開かれていました。
今年の人民大会では中国共産党が勝手に擁立した、
偽者のパンチェンラマ10世が18歳の誕生日を迎えて成人し、
中国共産党の最年少の大臣として就任する見通しが発表されました。
http://www.tibethouse.jp/news_release/2008/080213_pl.html
パンチェンラマ氏とは、ダライラマ法王に次ぐ、
チベット仏教の精神指導者の双璧であり、
後継者には血筋ではなく、
霊的な生まれ変わりが選ばれます。
パンチェンラマ氏は、
転生したダライラマ法王を認定する権限を持ちます。
そして前・パンチェンラマ10世が亡くなった後、
その生まれ変わりであるパンチェンラマ11世として
ダライラマ法王が認定した少年は、
6歳だった当時、1995年5月、認定から僅か3日後に、
中国共産党により拉致され、
その後の消息は一切不明となっています。
ダライラマ氏はご高齢です。
無宗教国家である筈の中国共産党が擁立する、
偽者のパンチェンラマ11世が、
次のダライラマ氏の偽者を立てれば、
チベット文化はその根底から崩壊する恐れがあるのです。
それこそが中国共産党の狙いです。
チベットにはもう後がないのです。
前・パンチェンラマ10世は、
中国共産党からの弾圧、14年間に渡る拉致・監禁・拷問にも耐え偲んだ後、
1989年の1月に、中国政府を激しく非難する演説を行い、
その翌日に突然亡くなりました。
中共政府は「心臓発作」と発表しましたが、怪しいものです。
このあまりに不可解なパンチェンラマ10世の突然死がきっかけで、
1989年、チベットで暴動が発生し、ラサに戒厳令が敷かれました。
そして当時、ラサに中共の役人として赴任していた責任者、
パンチェンラマ10世の死を見届け、
チベットでの暴動を徹底的に鎮圧したのが、
現・中国共産党最高権力者胡錦濤(コキントウ)です。
そして この同じ年の4月、
チベット仏教に一定の理解を示しながらも失脚した胡耀邦(こようほう)氏も、
パンチェンラマ氏の後を追うように他界します。
民主主義にも一定の理解を示していた胡耀邦(こようほう)氏の死去をきっかけに、
この同年、1989年6月4日に、かの悪名高き、近年稀に見る大虐殺、
民主主義を叫ぶ大勢の中国の若者達が、
装甲車に踏みにじられ、人民解放軍の露と消えた、
天安門事件 が起こるのです。
未だに中国共産党は「天安門事件」を激しく隠蔽しています。
中国国内ではインターネットの検索でも真実は出て来ません。
1989年以来と言われている今回のチベット蜂起。
人民解放軍の装甲車は、又もや、
罪もない、非暴力の僧侶や市民の列に突っ込みました。
後には100人ものチベット人たちが倒れていたともされています。
19年も経つのに、何も進歩していない・・・
いや、圧制はどんどん暴走する一方です。
今回の蜂起も、小さな出来事に見せかけるため、
実質的な「戒厳令」は口伝で出され、
情報は遮断され、密告させ拘束、かくまう者には処罰、一軒一軒をまわるしらみつぶしの摘発、
国外に出てくる画像・情報は中共政府が検閲操作している可能性が高く、
僧侶の格好をして暴れているが、その実、人民解放軍の兵士という恒例の捏造・・・
そして胡錦濤氏が、とうとう次のような声明を出しました。
チベット暴動、中国はダライ・ラマ派との「人民戦争」を宣言
[北京 16日 ロイター]
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-30846720080316
これは・・・事実上の
宣戦布告!
軍隊も持たない、非力な宗教国家の少数民族に対し、
強大な軍事国家が宣戦布告するとは・・・
恥を知れ!
最高権力者におさまった胡錦濤国家主席は、
容赦なく前回と同じ事を繰り返す事でしょう。
ダライラマ法王を政治犯として追い詰め、
今度こそ、
チベット民族の最期の息の根を止めようとするあざとい魂胆が丸見えです。
今、まさに、高地にひかれた青藏鉄道によって、
人民解放軍が大量に送り込まれ、チベットの聖地を蹂躙している事でしょう。
中国共産党の弾圧は徹底的です。
狂気さえ感じます。
圧倒的な力の差のある相手に対してこの仕打ち・・・
まるで恐怖にかられているかのようです。
何故でしょう・・・
中国共産党が最も恐怖しているものは、
実は皮肉にも、
自国内からの刃のようです。
国際社会からどんなに批判されようともお構いなし。
彼らが一番恐れるのは、恐らく内部から刃を向けられる事なのでしょう。
北京五輪は、どんなに海外の批判に晒されようと開こうとするでしょう。
何故なら、軍事力が強大となった中共を敵に回す国家は今や見当たらず、
ちょっと脚色した声明を国際社会に発信しておけばNo problem.
それよりも、
北京五輪の為に、経済成長の為にと、
住宅ごと叩き壊されて住む場所を追われ、奴隷のように扱われ、
人間としての尊厳を奪われた幾多の人々の蜂起が怖いのでしょう。
北京五輪という大義名分を失った時に、
国内から沸き起こるであろう反発は怖いでしょう。
1949年 中国共産党による建国以来 59年、
人民への弾圧・非道・殺戮・情報統制が積み重なる程に、
恐怖もまたどんどん倍増している事でしょう。
それ故、彼らは絶対的な力を持つ人民解放軍を懐に抱えているのです。
自国民に対する懐刀として・・・
ダライラマ氏は、堂々と国連への公式な調査を要請しました。
しかし国連はチベットからの悲痛の声を無視し続けてきました。
よもや国連常任理事国に中国共産党が居座る限り、
国連は虐殺にお墨付きを与えて幇助しているようなものです。
中国共産党を国連常任理事から除名しろ!
その代わりに平和国家である日本が着任した方が適任です。
殺戮国家の暴走を止められない国連などいりません。
そして国連原理主義者であり媚中・韓である
小沢一郎氏率いる民主党
こんな政党が議席を占めている現在、
チベットは明日の日本である事は明白です。
日本よ もっと強かになれ!
関連過去記事:
中国はいかにチベットを侵略したか
http://blogs.yahoo.co.jp/aquarapter/34207037.html
中国3勢力が五輪破壊計画!?!?
http://blogs.yahoo.co.jp/aquarapter/34935368.html
チベットに愛の手を:
ダライ・ラマ法王日本代表部事務所
http://www.tibethouse.jp/home.html
チベット・サポート・ネットワーク・ジャパン
http://www.geocities.jp/t_s_n_j/index.html
参照HP:
「世界最年少の政治囚」パンチェン・ラマ11世救出キャンペーン(TSNJ)
http://www.geocities.jp/t_s_n_j/panchen_lama/