| 主に日本の切手でシリーズものを集めていたが 切手趣味週間なんか「見返り美人」とか「月に雁」とか値段が毎年上がっていって一万円を越えていたので 国宝シリーズとか国定公園シリーズとか花シリーズ、鳥シリーズを小遣いとお年玉をためて購入していた。小学生の時やっとの思いで手に入れた国宝シリーズの法隆寺 500円ぐらいしたと思うが 現在は120円で販売されているようで もうがっかりである。
| 切手屋さんで購入したものはだいたいその当時と比較して半分から1/3になっているようです。当時は切手雑誌が2誌ほど月間で出版されていたし、収集の趣味として人気も高かったものがさほど収集家はいなくなったってこともあるだろうけれど そもそも切手の発行枚数というものはよっぽどのことがないか 古い切手で発行期間が短いものでなければ 数千万枚とか刷られるもの 郵便料金の値上げで使える価値は減るわけで 額面ベースで2~3倍程度でところがいいところ 今の価格を今回知ってタバコ銭で購入できるなら 密かに趣味再開しようかなって思いますね。
| さて「切手と台湾」ということで記事にしたついでに 米国の統治下であった沖縄の切手について。
| ちょうど切手収集を始めた頃 沖縄返還ということで 琉球郵政の切手が投機の対象になっていた時期の終わり頃だったがずいぶん高く販売されていた。
| 特にこの「守礼の門」が異常な高値にも過ぎた頃だったが それでも小学生の小遣いで買える値段じゃなかったかな。今じゃただの切手になってるので買いたくなりましたワン
| Wikipediaで守礼の門の画像を取り込むと「大蔵省印刷局」の文字が、米国の占領下にあっても100%の米国統治ではなく琉球郵政といっても日本の切手と同じく日本の大蔵省印刷局で刷っていたんですね 始めて知りました。
| この切手は1972年発行の琉球郵政の「海洋シリーズ 海鳥」ということですが 描かれているのはアホウドリです。
| 沖縄でアホウドリの繁殖地は尖閣諸島だけですので この切手は「尖閣諸島」の切手ということになります。
| 1972年沖縄返還の年にわざわざ琉球郵政が「尖閣諸島」の図柄で切手を発行する意図は十分分かることですが 誰の知恵だか分かりませんが これこそ実効支配がどうなっているか示す貴重な切手ということになります。
| 最近は地方シリーズということで地域図柄の切手が多く発行され自由度もあるようで島根県が「竹島」図柄を発行しようとしたら 韓国に配慮してその計画がつぶされたわけですが 主権の主張より問題を起こしたくないという「勝手な主権放棄」という売国がまかり通る日本、韓国のドクト運動も集団的発狂ですが 日本の場合は脳萎縮でありあきれ果てますね。
転載元: ひょっこりひょう「たいわん」島/(やまとこころ台湾講堂)