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Channel: 持続可能な開発(水・土・廃棄物)
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除去土壌の保管に係るガイドライン  バックグラウンド測定

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除去土壌の保管に係るガイドライン
バックグラウンド測定
 
 
 
空間線量率
・除去土壌を搬入する前に、校正されたガンマ線サーベイメータ(NaI、CsI シ
ンチレーションサーベイメータ等)を用いて、敷地境界に沿った測定点にお
ける高さ1m の位置での空間線量率を晴天の日と雨天の日にそれぞれ測定し、
その結果を記録します。

・測定点は敷地境界に沿って約10m ピッチとし、除去土壌の保管場所から最も
近い敷地境界線上の地点を含めます。
・ただし、周辺から4m 離れた場所で測定できない場合は、別の場所を選んで下
さい。
・測定した地点が分かるように地面に目印をつけるか、略図を書いて記録して
おいて下さい。
・測定した(数十点の)空間線量率の値から、以下の式で求められる値を計算
し、その値を空間線量率のバックグラウンド値とします。
 
地下水の放射能濃度
・仮置場予定地の近傍に地下水の採水孔を設けて、除去土壌を運び込む前に地
下水を採取し、採取した地下水中の放射性セシウムの濃度を測定し、その結
果を記録します。
 

浸出水の放射能濃度(測定する場合のみ)
・保管の基準ではありませんが、浸出水を測定する場合は、保護層の中に浸出
水を採水するための管を設置し、仮置場の外側に採水された浸出水を集める
確認用タンク(工事用水タンクあるいはコンクリート枡など)を設置します。
土壌中の放射能濃度
・除去土壌を運び込む前に、仮置場予定地の土壌を採取し、採取した土壌中の
放射性セシウムの濃度を測定し、その結果を記録します。
・測定点は、除去土壌を置くエリアについて約10m メッシュとします。

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