世界史の裏舞台の立役者として語られることもある「フリーメイソン」が、
日本本部を東京につくって50年…
という書き出しで始まる記事が朝日新聞に載っていました。
日本本部を東京につくって50年…
という書き出しで始まる記事が朝日新聞に載っていました。
日本のフリーメイソン会員数は、現在約2000人といわれるそうです。
記事によると、フリーメイソン日本グランド・ロッジ(本部)は
東京タワーの足元、緑に囲まれる反射ガラスの建物にあるそうです。
東京タワーの足元、緑に囲まれる反射ガラスの建物にあるそうです。
こんな記事が書かれていて、本当に「秘密」なのでしょうか。
「秘密結社」フリーメイソン。
その実態は、いったい…
以下は、朝日新聞の記事を抜粋したものです。
以下は、朝日新聞の記事を抜粋したものです。
●日本には米軍基地のある都市を中心に17、8か所のロッジ(集会所)がある。 ●日本の会員約2000人のうち9割近くが米軍関係者。 ●日本人は約300人ほどで、そば屋の主人、大学教授、小売店主など職業は様々。 ●戦時中、全国のロッジは閉鎖されたが、戦後、GHQの駐留とともに復活。 ●1957年3月、現在の場所に本部がつくられた。 ●鳩山一郎元首相も会員の一人。 ●1970年代に会員は5000人規模に膨らむが、以後は下降線をたどる。 ●世界最大・最古の「友愛団体」。 ●20歳以上の成年男子で、何らかの信仰を持っていることなどが入会条件。 ●入会が認められると、1時間半ほどの儀式を行う。
日本グランド・ロッジによると、
中世のイギリスで宮殿などの建造のために集められた石工職人の組合が起源だそうです。
中世のイギリスで宮殿などの建造のために集められた石工職人の組合が起源だそうです。
設計や建築技術を伝え、各地を歩く職人を見分けるために、
「秘密の認識方法」が生まれたことが、後の誤解を招いたのでしょう。
「秘密の認識方法」が生まれたことが、後の誤解を招いたのでしょう。
17~19世紀のフリーメイソンは
啓蒙主義や帝国主義など、その時代のイデオロギーを後押しする政治団体だったが
もうその役割は終わった、とも書かれています。
啓蒙主義や帝国主義など、その時代のイデオロギーを後押しする政治団体だったが
もうその役割は終わった、とも書かれています。
実態は、外国人や軍人らの親交団体に近いのでは、とも。
この記事には
「東京タワーのすぐそばにある日本グランド・ロッジ=東京都港区芝公園で」
とのキャプションで、建物の写真が載っています。
「東京タワーのすぐそばにある日本グランド・ロッジ=東京都港区芝公園で」
とのキャプションで、建物の写真が載っています。
【広報担当者の話】 「ダ・ヴィンチ・コード」のヒットで「入会したい」という問い合わせが相次ぎ、月1回の入会相談会を開くようになった。 しかし、人脈作りを期待したり、秘密結社という想像を膨らませたりして入って、期待と違うとやめていく人が多い。
どうやら、フリーメイソンは世界征服をたくらむ闇の組織ではなさそうです。
以上、「納得! 便利な情報」でした。
以上、「納得! 便利な情報」でした。