私のブログの一言メッセージに「楽しいなあー 何をしても楽しいなあー 人生 楽しんで過ごそう」などと能天気な言葉があるが、昨年末イスラエルがガザ侵攻を始めて2週間半の間に既に1030人を超えるパレスチナ人が虐殺され、こうしている現在も虐殺は続いている。
世界唯一の超大国アメリカの支持を背景にイスラエルは攻撃を停止するそぶりはまったく無く、世界の良心も手を拱いて傍観せざるを得ない無力感に打ちひしがれている。
淡路島の60%ほどの小領域に150万人(淡路島15万人弱)がひしめき合い、1kmあたり人口密度は4,200人(淡路島250人)という超過密都市の周囲を檻で囲んで退路を塞ぎ、空爆・艦砲そして戦車で蹂躙する大虐殺を目の当たりにして私たちは何にもすることが出来ない。
イスラエルの国民の91%強がこのパレスチナ人大虐殺作戦を支持しているというが、彼らはナチスドイツのホロコーストに怯えた祖父母たちの恐怖をパレスチナ人相手にソックリ再現している。それにしてもイスラエル軍はこれ以上ガザを攻撃してどうしたいのか、これについて本日の天木直人のブログhttp://www.amakiblog.com/archives/2009/01/post_1102.html#trackbacksに興味深い引用があったので紹介する。
<1月15日の日経新聞は、イスラエルの政治家が語ったという次の言葉をスクープしている。 「米国が第二次大戦中に日本に対して行なったのと同じように、我々もハマスとの戦いを続けなければならない」、つまり無差別爆撃と原爆投下で無条件降伏するまで叩きのめす、と言っているのだ。これがガザ攻撃であり、これがイスラエルという国である>
イラク占領時のモデルとされたのも日本だったが、アメリカやイスラエルはしばしば日本占領の成功例を引き合いに出してくる。鬼畜米英殲滅と狂気の神風特攻隊や玉砕自爆で米軍を震撼させたあの日本は、原爆投下で無条件降伏以来63年を経た今日においても去勢された飼い犬の如き従順な日本人に変貌したのである。
米=ユダ政権にとってまさに究極のモデル国家には違いないが、反面何とも歯がゆい思いを抱いている御仁も多く、それがゴーマニズムの小林善範であり田母神に代表される核武装論者であろう。そういえば先日反ロスチャイルド同盟を調べていた際、戦後の日本占領政策について以下のような記事があった。
<GHQ の労働課長であった T ・コーエンは「日本の革命占領政策は、日本民族のフリーメーソン化、家庭の崩壊、世代間の断絶、国民の無気力化に眼目をおいた」と語っている。特に効果を発揮したのが“3S政策”で、国民をスポーツ・セックス・スクリーン(テレビや音楽を含む)に夢中にさせ、政治に関心を向けさせない愚民化政策にあったと・・>。
フリーメイソン化とは金だけが正義というユダヤ的金権主義のことだが、何よりも“3S政策=愚民化政策”という言葉は現代日本人の本質をグサリと突いた言葉ではないか。オカルト教団公明党と組む自民党金権腐敗政権、政府に反対するならCMを降りると嘯いた世界一の自動車企業となって有頂天のトヨタ社長、いずれもフリーメイソンそのものではないか。
話がガザから素っ飛んでしまったが、このままではどちらにしてもドーベルマンを前に尻尾を振りながら吠えている野良犬の如きものでしかない。何かイスラエル・アメリカを反省させる有効な手立ては無いものか・・・、ン!金正日。
★写真はイスラエル軍に虐殺されたパレスチナ人(PINKさんブログ「ドバイ・ワンダーランド」より拝借)