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Channel: 持続可能な開発(水・土・廃棄物)
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[転載]受難にあって「平凡こそが掛け替えのない価値」だと思い知った。~ でも、「勇気を出して、固い信念を貫き通す年にしなけば」絶対に、背後には崖しかないのです。

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去年、そして今年の正月。

変化なく過ぎていく歳月」だと痛感させられます。

災害発生から、被災地全体(千葉~青森)から見れば、「価値なく、つまらない

ことに時間を注
いやされた」というのが、正直な想いではないでしょうか・・?

とりわけ、福島原発事故のあった福島、大きな被害が出た宮城、岩手の被災

者は、同じような想いでいると思われます。

そして、その貴重な時間に多くの、取り返しの付かない有形、無形を問わず、

大事な
ものが失われたてきました

中でも、一番深刻で大きものは、
「震災関連死」でしょう。

東日本大震災から、 
もう、2年が経過とうとしています。

受難にあって「平凡こそが掛け替えのない価値」だと思い知りました。
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震災当初の混乱の中で、「東北人は粘り強く、耐える事に慣れている」
とマスコミは放送を繰り返しました。
その時は、あまり気にも留めなかったのですが・・。
今となれば、それは「褒め言葉」ではなく、「ただ被災した人々を傷つけてる言葉」だとその理不尽な言葉の内容に胸が痛みます。
そういうことが、公共の電波、活字を使って報道されました。

今は、こう想うます。
「突然、津波で家族を失い、全ての財産を失った悲しみ、辛さの心も知らず」にそれを発した人に対して・・。
「じゃ・・・・あなた方は、粘り強くなく、耐え忍ぶ事が出来ないのですか・・?」と愚痴の一つも言いたくもなります。
 まだ、「頑張れ!」と素直な言葉で励ましてくれたほうが、ずっとマシです。
だって、日本語では・・。その以外の言葉は、みつかりません。最高の励ましのことばでしょう。
同じ、日本人です。「東北人だって生身の人間」なのです。
被災者の私たちは、特別にそうは強くできているわけではないのです。

昨日の元旦に、「復興元年」というこれまた、政治とマスコミが作った造語に・・。踊らさせて、期待感を持ちました。
しかし、昨年も見事に裏切られ・・てしまいました。

この、正月に「心機一転」を誓うにしても、それは「
変化なく過ぎていく歳月」である中での「穏やかな日常」があればこそだと、強くそう思っています。
「平穏な年」になってほしいというのは、万人の願いです。

でも、この地において、新年を素直に「ことほぐ気分」になれないのは、「復興の遅れ」という重苦しい棒が被災者を貫いている事にほかならないのです。
去年も、今年も、そして来年もとなれば気力はなえ、被災者の心は、ドンドン衰退していきます。
例えば、年越しからニュースで報道されていますが・・。
あまりにも、自然を甘く見て、登山を行い、行方不明となってる人が多くいます。無事の生還を祈るばかりですが・・。
そのような、遭難した登山家も、時間が経過すれば、気力、体力とのなえていきます。
人間とはそういうモノではないでしょうか・・・?
だから、一刻も早い、救助が必要です。

さて、この状況から脱するには、「何か反転のきっかけをつかみたい。」
いい、アイデアはないだろうか・・。
パソコンで、痛い目をこすりながら、色々と「検索」を試みました。しかし、簡単にそのキッカケとなる事は見つけらるはずもないのです。

ならば、やはり、震災から2ヶ月目頃、「自分の道の決断をして、多重債務も覚悟して、今の中古船を見つけ、回航して10ヶ月がかりで船を再建しました。
あの時のように、もう一度、「決断と行動」を思い起こして、勇気を振り絞り、自らのこの手で福を呼び込む努力をするしかない。と悟り、誓いました。
政府の不公平な補助など、当てしてはならない・・。と思っています。

この、津波で沈下したり、埋まったり、瓦礫があったり、海はまだまだ回復には、何十年単位の時間が掛かります。これは、必至の状況です。
また、フクイチで拡散されてる、放射腺は空中を舞います。山に樹に、川に・・。最後は、海に流れます。
これから、この拡散は、東京に向かって行きます。何故なら、4月までは北西の風が吹くからです。事実線量も、岩手の2倍~3倍の線量が計測されています。
風評被害も、あります。一刻も、もう待っていられない状況にあります。

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被災者も、この2年の間に、見てると格差が広がってきているのは、否

めない事実があります。
まあ、確かに頑張りたくても、頑張れない状態でありことも確かです。
資本以前の問題です。
簡単に言うと、「無法地帯の砂漠の中にいるような状態」とでもいいましょうか・・?
いつ、どこで、自分がどのように、生活基盤を作るなりわいとして、どうやって、生きて行ったらいいのか・・。まるで、コンパス、羅針盤のない船と同じです。

向かう方向が、まるで把握出来ないのです。
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自分はどの位置なのかは別として・・。

やはり、勇気を持って、「実際に決断して行動をしてる人」は復興の光が差しています。
 実際、仮ではあっても復旧して、それなりの生活再建の活動をし努力をています。例えば、漁師やお店など、個人経営や小企業して来た人は、その経営規模は別として、自立心(自律心)があり、「生きる手立ての行動をおこしてる」ように感じます。
けれども、傾向として・・。
「雇われ、失業給付を受けていた人が路頭に迷ってるように感じる」のです。
僕が想うに、それは、今まで決められた事をやって、命令されていたような人は、普段から「決断と行動力」という。致命的な自立(自律)に向けた、気概が欠落してるからだと感じます。
うまく、再就職先が見つかれば別ですが・・。
復興関係の土木関係の、技術者などは別として、なかなか、復興しない被災地での就職先は皆無に等しいのです。
とにかく、今。2013年の正月に際して僕は思っっています。

「勇気を出して、固い信念を貫き通す年にしなけば」


↓↓この、色紙をFBでシェアしてくれた方がいました。

「出来るか 出来ないかではなく 
やるか やらないかだ 」 ホントにそうだと想います。

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全てが、「仮のまま」で人生が終わってしまいます。
       絶対に、背後には崖しかないのだと・・・。

転載元: 山と土と樹を好きな漁師


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