「東日本大震災から2年 震災復興・環境再生支援セミナー」
~環境再生と放射性廃棄物対処の課題と展望・私達にできること~
東日本大震災後2年が経過し、放射性廃棄物に対処することにより、一日も早い環境再生復興が期待されています。
放射性物質による健康リスク、除染作業状況、および放射性廃棄物の処理についての現状や課題を学び、多くの市民や土壌汚染の専門家たちが、一刻も早い震災復興に向け、あるべき方向を展望し、私達になにができるかを共に考えたくご案内いたします。
放射性物質による健康リスク、除染作業状況、および放射性廃棄物の処理についての現状や課題を学び、多くの市民や土壌汚染の専門家たちが、一刻も早い震災復興に向け、あるべき方向を展望し、私達になにができるかを共に考えたくご案内いたします。
日時:平成25年3月10日(日) 13:00~17:00
<プログラム>
参加費 :無料
主 催 :おおさかATCグリーンエコプラザ水・土壌汚染研究部会 (名誉顧問 京都大学 勝見先生)
(大阪市・日本経済新聞社、アジア太平洋貿易センタービル)
定 員 :150名
申し込み:下記にご記入の上、E-mailまたはFAXでお申込下さい。
E-mail: atcmdk@yahoo.co.jp (大阪水・土壌汚染研究会)
又は、
〒559-0034 大阪市住之江区南港北2-1-10 ATCビルITM棟11F
おおさかATCグリーンエコプラザ新名康幸
案内チラシ↓
福島県大阪事務所は旅行のパンフレット等で参加
<下記は関係ありません>
福島からの発信
(4.1)地方紙からの発信
○福島の今の状況を安全と考えるか、危険と考えるかについて、放射線に対する考
え方の違う人たちが、県内、地域内、家庭内に混在していて、その人たちが何と
かうまく折り合いをつけて日々の生活を営んでいるというのが現状である。
○福島の今の状況を安全と考えるか、危険と考えるかについて、放射線に対する考
え方の違う人たちが、県内、地域内、家庭内に混在していて、その人たちが何と
かうまく折り合いをつけて日々の生活を営んでいるというのが現状である。
○安全と危険という二者択一的な状況に福島の住民を追い込まない、お互いの選択
と生き方を認める、そういうものが今求められている。
と生き方を認める、そういうものが今求められている。
○除染は恐らくチェルノブイリの経験からは導けない、日本固有、福島県固有の問
題であるが、これをどのように進めていくかが、これからの復旧・復興に向けた
大きな課題になるのではないかと思う。
題であるが、これをどのように進めていくかが、これからの復旧・復興に向けた
大きな課題になるのではないかと思う。
(4.2)地域住民からの発信
○避難者は、何を信じて、何を目にして、どのような生活をしていいか分からない。
○避難者は、何を信じて、何を目にして、どのような生活をしていいか分からない。
○農家の人は避難先でも自ら作物を育ててしまうが、その食物が安全かどうか、どの程度の放射性物質が含まれているか、認識がない。
○情報は、こうした会議や新聞、テレビ等から得ることになるが、情報ソースとして何を信じ、どのように受け入れるべきなのかが分からない。情報をもっと公表 し、共有していくようにしてほしい。
○ストレスのない生活をするためには、自分なりの安全な解釈ができることが必要であり、信じられる情報を提供してほしい。
○安心して生活していくために、放射性物質と一緒に暮らしていく、共存共栄していくその仕方を教えてほしい。
除染チームからの発信
○国は昨年12 月に除染関係のガイドラインを発表したが、今後新たな知見が得られた場合に、ガイドラインをどうしていくかを考えていかないといけない。
○国は昨年12 月に除染関係のガイドラインを発表したが、今後新たな知見が得られた場合に、ガイドラインをどうしていくかを考えていかないといけない。
○除染対象物がいろいろあり、所有者の方々の要望にどう応えるか、除染廃棄物、除去土壌その仮置き場の確保、インフラの復旧が課題である。
○生活圏に重点を置いた除染のスピードアップが必要だろうと思っていることであるが、そのためには人材や人員の確保が必要である。
原子炉発電所の廃止措置と放射性廃棄物の処分
日本国内原発の廃炉を求めるのでなく、廃炉や放射性廃棄物の海外の事例を学ぶのが趣旨です。
福島県に放射能汚染された草木などを燃やしてバイオマス発電する実験プラント [11月13日]
今回の実証試験プラントの位置づけと熱利用
粘土鉱物や植物内の放射性物質を水熱爆砕処理で除去する技術 [9月10日]
放射線の健康影響 |
放影研の特定の部の調査研究活動については、各部門のページとその研究成果ハイライトをご覧ください。 また、原爆被爆者調査についての Q&Aよくある質問、放射線に関する基礎知識、放影研用語集もご覧ください。 | |||||
被爆者における初期の影響 (被爆後数カ月から数年)
被爆者における後影響 (被爆後数年から現在まで)
胎内被爆者における影響
遺伝的影響 (被爆者の子供について遺伝に関連した多くの指標を調査)
がんの発生機序 (原爆被爆者にはどうしてがんが増えているのか)
|
はじめに~「残留放射線」のデータは本当に考慮されていないのか?
第1章 原爆放射線による被曝
第2章 「残留放射線」による被曝量が原爆放射線のリスク評価に及ぼす影響
第3章 「内部被曝」について
「内部被曝」がクローズアップされて取り上げられるようになったの
は、チェルノブイリの子供に甲状腺がんが多発したことによるものと考えられます。これ
は、旧ソ連時代に放射能汚染の事実が隠蔽されていたことにより、牧草飼料経由で放射性
物質が再濃縮された牛乳を知らずに長期間にわたり摂取してしまったことに加え、予防剤
であるヨウ素剤も使用されなかったことが被害を拡大した大きな要因でした。
幸いにもそれ以降は、このような経路による大量の「内部被曝」例は世界中のどこから
も報告されていません。
は、チェルノブイリの子供に甲状腺がんが多発したことによるものと考えられます。これ
は、旧ソ連時代に放射能汚染の事実が隠蔽されていたことにより、牧草飼料経由で放射性
物質が再濃縮された牛乳を知らずに長期間にわたり摂取してしまったことに加え、予防剤
であるヨウ素剤も使用されなかったことが被害を拡大した大きな要因でした。
幸いにもそれ以降は、このような経路による大量の「内部被曝」例は世界中のどこから
も報告されていません。
最後に、東電福島第一原子力発電所の事故による影響についても、「内部被曝」の影響を
誇張する報道がみられますが、以上のような観点から、被曝線量を考慮せず、「内部被曝の
方が外部被曝より危険だ」という単純な主張には全く根拠がないことが分かります。現在
では食品や飲料水の管理は十分に行われており、空気中に浮遊する放射性物質の量も極め
て少ないので、現在の監視体制を継続する限り、今後さらに「内部被曝」の心配が増すと
は考えられません。事故直後の被曝による影響についても、福島県による現在までの数万
人に及ぶホールボディカウンターによる実測結果から、預託線量は1mSv 未満が99.9%以
上で、最大値を示した人でも自然放射線量(年間2.4mSv)のレベルに留まっていることが
判明しています。
誇張する報道がみられますが、以上のような観点から、被曝線量を考慮せず、「内部被曝の
方が外部被曝より危険だ」という単純な主張には全く根拠がないことが分かります。現在
では食品や飲料水の管理は十分に行われており、空気中に浮遊する放射性物質の量も極め
て少ないので、現在の監視体制を継続する限り、今後さらに「内部被曝」の心配が増すと
は考えられません。事故直後の被曝による影響についても、福島県による現在までの数万
人に及ぶホールボディカウンターによる実測結果から、預託線量は1mSv 未満が99.9%以
上で、最大値を示した人でも自然放射線量(年間2.4mSv)のレベルに留まっていることが
判明しています。
放射能汚染と闘う住職、境内に積みあがる汚染土壌
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